特許
J-GLOBAL ID:200903001819153681

インバータ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 強
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-015148
公開番号(公開出願番号):特開平9-215375
出願日: 1996年01月31日
公開日(公表日): 1997年08月15日
要約:
【要約】【課題】 高価なエンコーダ及び電流検出器を用いずに、最小限の位置センサで任意波形の電圧をブラシレスモータに供給することができるインバータ装置を提供する。【解決手段】 ブラシレスモータ8内にホールIC20u乃至20wを配置して、その位置センサ信号Hu乃至Hwに基づいて、マイクロコンピュータ21は、位置センサ周期Tsを決定し、電気角Px及び位置センサ周期Tsに対応するロータ位相差PsをRAM21から読出し、電流極性判定回路23によりU,V及びW相電流の極性信号Siu乃至Siwを得て、これらの極性信号に基づいて誘起電圧に対する電流の位相差を検出して電圧位相指令として設定し、これらを含む各演算パラメータから電圧位相を演算によって求め、電圧位相に対応する正弦波の電圧率データに応じて各相の信号波を演算し、その各相の信号波に基づいてブラシレスモータ8を駆動する。
請求項(抜粋):
ブラシレスモータの複数の巻線に順次通電するために、正側直流母線と出力端子との間に接続され並列にダイオードを有する正側スイッチング素子と、負側直流母線と出力端子との間に接続され並列にダイオードを有する負側スイッチング素子とから構成されたインバータ主回路と、前記ブラシレスモータの複数の巻線に発生する誘起電圧と一定の位相関係をもつ位置センサ信号を出力する複数の位置センサと、前記複数の巻線に流れる電流の極性を判定する電流極性判定手段と、この電流極性判定手段が判定する電流の極性に基づいて前記複数の巻線に流れる電流の位相を検出する電流位相検出手段と、前記複数の位置センサ信号と電流位相とに基づいて、前記位置センサ信号よりも高い分解能を有する電圧位相を決定する電圧位相決定手段と、電圧位相に対応した電圧率を記憶する電圧率記憶手段と、前記電圧位相決定手段により決定された電圧位相及び電圧率記憶手段に記憶された電圧率に基づいて信号波を形成する信号波形成手段と、PWM制御を行うための搬送波を出力する搬送波出力手段を有し、前記信号波と前記搬送波との振幅レベルを比較することによって駆動信号を形成する駆動信号形成手段と、この駆動信号形成手段からの駆動信号に応じてゲート信号を出力して前記インバータ主回路の正側及び負側スイッチング素子に与えるゲート駆動手段とを具備したことを特徴とするインバータ装置。
IPC (3件):
H02P 6/14 ,  H02M 7/48 ,  H02P 6/08
FI (4件):
H02P 6/02 371 Q ,  H02M 7/48 F ,  H02M 7/48 J ,  H02P 6/02 371 J

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