特許
J-GLOBAL ID:200903001826913187

リモートプロシジャコール処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢島 保夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-251283
公開番号(公開出願番号):特開平8-095874
出願日: 1994年09月20日
公開日(公表日): 1996年04月12日
要約:
【要約】【目的】同一トランザクションに属する複数のプロセスからの同一サーバに対するリモートプロシジャコール(RPC)を同一サーバプロセスで実行する。【構成】各サーバは、同一のサービス機能を提供する複数のサービスプロセスからなり、該複数のサービスプロセスに対するRPC のスケジュールキューと、接続状態を管理する拡張チェインテーブルと、同一トランザクションに属するプロセスからのRPC 要求を受け付ける拡張チェインキューを有する。クライアント側では、自プロセスが属するトランザクションと相手サーバとが未接続の場合にはスケジュールキューにキューイングし、接続待ちの場合には拡張チェインキューにキューイングし、接続済みの場合にはソケット経由で直接送信する。サーバ側では、最初にスケジュールキューから要求を取り出し、次に拡張チェインキューから要求を取り出し、最後にソケット経由で送信される要求を取り出すことにより、同一トランザクションに属する複数のプロセスからのRPC を同一サーバプロセスで実行する。
請求項(抜粋):
クライアントプロセスから自ホスト上または他ホスト上に存在するサーバの手続きを呼び出すリモートプロシジャコールであって、前記サーバは同一のサービスを提供する複数のサーバプロセスで構成され、前記クライアントプロセスから発行されるリモートプロシジャコールは前記複数のサーバプロセスの任意の一つにより処理されるリモートプロシジャコールの処理方法において、トランザクション管理されている複数のクライアントプロセスが存在し、各クライアントプロセスは管理されているトランザクションを特定するグローバルトランザクション識別子を有する場合に、同一のトランザクションに管理されている複数のクライアントプロセスのうちの任意の一つから前記サーバに最初にリモートプロシジャコールを発行する第1のステップと、該リモートプロシジャコールを受け付けた前記サーバにおいて、該リモートプロシジャコールを一つのサーバプロセスに割当てて該サーバプロセスと前記クライアントプロセスとを接続するとともに、該接続したクライアントプロセスのグローバルトランザクション識別子と該接続に係る接続情報とを拡張チェインテーブル上に格納する第2のステップと、前記トランザクション管理下の複数のクライアントプロセスのうちの任意の一つから前記サーバに次にリモートプロシジャコールを発行するとき、該クライアントプロセスは、前記拡張チェインテーブルを参照して、同一のトランザクション管理下の別のクライアントプロセスと接続されているサーバプロセスの接続情報を得、該サーバプロセスに向けてリモートプロシジャコールを発行する第3のステップとを備え、これにより、同一トランザクションの複数のクライアントプロセス間で一つのサーバプロセスを共有することを特徴とするリモートプロシジャコール処理方法。
IPC (4件):
G06F 13/00 351 ,  G06F 13/00 357 ,  G06F 15/00 310 ,  G06F 15/16 370

前のページに戻る