特許
J-GLOBAL ID:200903001830343344
パイル織タイルカーペット
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
千葉 茂雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-189216
公開番号(公開出願番号):特開2004-027448
出願日: 2002年06月28日
公開日(公表日): 2004年01月29日
要約:
【課題】多彩且つ繊細な図柄の表現が可能なウイルトンカーペットの特徴を生かし、周縁の裁断口からの繊維糸条の解れ出しがなく、タフテッド・タイルカーペットと同様に建築工事用カーペットに適したパイル織タイルカーペットを得る。【解決手段】地経糸と、少なくとも2本の〆経糸と、複数本のパイル経糸を単位経糸とし、緯糸が、少なくとも3本の緯糸を単位緯糸とする3越以上の多越パイルに裏打層を積層してパイル織タイルカーペットとする。単位緯糸を構成する緯糸を、パイル経糸の沈糸と地経糸で上下に仕切り、パイル層と沈糸の間の上層21と、沈糸と地経糸11の間の中層22と、地経糸より裏側の下層23との3層に層別し、下層の緯糸16と地経糸を、中層の緯糸15で仕切って沈糸から引き離し、沈糸に直接接触させず、沈糸をパイル層側に片寄った基布26の深部に配置する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
(a) 経糸が、地経糸(11)と、少なくとも2本の〆経糸(12A、12B)と、複数本のパイル経糸(13・14)を単位経糸として、繰り返し配置されており、(b) 緯糸が、少なくとも3本の緯糸(15・16・17・18)を単位緯糸とし、繰り返し配置されており、(c) 単位経糸の構成する開口に緯糸を挿入して基布(26)を形成しつつ、所要のパイル経糸(13)を基布(26)から選択的に隆起させてパイル(19)を形成したパイル織物に、裏打層(20)を積層して成るタイルカーペットにおいて、(d) 単位緯糸を構成する緯糸(15・16・17・18)が、パイル経糸(14)と地経糸(11)に仕切られて、パイル層とパイル経糸(14)の間の上層(21)と、パイル経糸(14)と地経糸(11)の間の中層(22)と、地経糸(11)より裏側の下層(23)との3層に層別されており、(e) その仕切るパイル経糸(14)が上層(21)と中層(22)の間に介在し、地経糸(11)が中層(22)と下層(23)の間に介在し、(f) 上層(21)に介在する緯糸が、一部の〆経糸(12A)とパイル経糸(14)の間で挟まれて基布(26)に係止されており、下層(23)の緯糸が、残余の〆経糸(12B)と地経糸(11)の間で挟まれて基布(26)に係止されており、(g) パイル(19)の根元(24)が、U字形に曲折して下層(23)に介在する緯糸または中層(22)に介在する緯糸を囲撓し、基布(26)に係止されており、(h) そのパイル(19)の曲折した根元(24)が、パイル織物の裏面に露出しており、(i) パイル織物の裏面に塗布した裏打用接着剤(25)によって、〆経糸(12)と地経糸(11)が、下層(23)に介在する緯糸と中層(22)に介在する緯糸に接着されており、且つ、パイル(19)の曲折した根元(24)が、基布(26)に接着されているパイル織タイルカーペット。
IPC (3件):
D03D27/10
, A47G27/02
, D03D39/00
FI (3件):
D03D27/10
, A47G27/02 101Z
, D03D39/00
Fターム (14件):
3B120BA17
, 3B120BA24
, 3B120CA01
, 3B120CA12
, 3B120CA13
, 3B120EB16
, 4L048AA09
, 4L048AA15
, 4L048AA21
, 4L048AB07
, 4L048AB10
, 4L048BA26
, 4L048DA16
, 4L050AA23
引用特許:
審査官引用 (1件)
-
凹凸模様パイル布帛
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-307698
出願人:根来産業株式会社
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