特許
J-GLOBAL ID:200903001840501231

回転力断続装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-211948
公開番号(公開出願番号):特開平11-051084
出願日: 1997年08月06日
公開日(公表日): 1999年02月23日
要約:
【要約】【課題】 電磁石の大型化を防止しつつ、回転力断続装置の信頼性を向上させる。【解決手段】 回転力の伝達に伴って第2歯車例11の回転中心作用する力(ベクトルC)の作用方向c状にアーム12の揺動中心O1 が位置するように構成する。これにより、ベクトルCは、プレート14dを介してケーシング5が受けることとなるので、駆動力(噛み合い圧力)の大きさに影響を受けることなく、確実に駆動力を扇形歯車7に伝達することができる。したがって、電磁石の大型化を防止しつつ、回転力断続装置の信頼性を向上させることができる。
請求項(抜粋):
入力側に位置し、回転駆動される第1歯車(10)と、出力側に位置し、前記第1歯車(10)の回転力が伝達される第2歯車(7)と、前記第1、2歯車(10、7)を回転可能に保持する保持部材(5)と、前記第1歯車(10)の回転力を前記第2歯車(7)に伝達する第3歯車(11)と、前記第3歯車(11)を回転可能に保持するとともに、前記保持部材(5)に対して揺動するアーム(12)と、前記アーム(12)を揺動させるアクチュエータ(14)とを有し、前記アクチュエータ(14)は、前記第1歯車(10)から前記第2歯車(7)に回転力を伝達する際には、前記アーム(12)を揺動させて前記第3歯車(11)を前記第1、2歯車(10、7)に噛み合わせ、一方、前記第1歯車(10)から前記第2歯車(7)への回転力の伝達を遮断する際に、前記アーム(12)を揺動させて前記第3歯車(11)を前記第1、2歯車(10、7)から離脱させ、さらに、前記第3歯車(11)が前記第1、2歯車(10、7)に噛み合っている際に、回転力の伝達に伴って前記第3歯車(11)の回転中心に作用する力の合力の作用方向(c)上に、前記アーム(12)の揺動中心(O1 )が位置するように構成されていることを特徴とする回転力断続装置。
IPC (4件):
F16D 27/10 ,  B60K 31/00 ,  F02D 11/10 ,  F02D 29/02 301
FI (4件):
F16D 27/10 ,  B60K 31/00 Z ,  F02D 11/10 C ,  F02D 29/02 301 C

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