特許
J-GLOBAL ID:200903001844104563

電磁誘導型定着装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-114014
公開番号(公開出願番号):特開平8-286542
出願日: 1995年04月14日
公開日(公表日): 1996年11月01日
要約:
【要約】【目的】 定着ローラの磁性材料のキュリー点を検出して温度過昇防止に用いれば、部品のバラツキや、取付け設定位置や、設定環境等の影響を受け難く、応答性と精度の良い温度検知ができるようになって、転写紙が焦げたり、発煙したりすることのない温度過昇防止を施した電磁誘導型定着装置を提供する。【構成】 定着ローラ1の内部磁気回路部2の両端部で磁気的なループを形成する外部磁気回路部3に鎖交する一次コイル部4と、上記内部磁気回路部2の外側に形成された二次コイル部5と、上記一次コイル部4に給電する電源部6を有し、上記内部磁気回路部2を構成する磁性材料のキュリー点は、上記定着ローラ1が定着可能な温度に維持されているときに達する温度より高く、異常時に上記定着ローラ1が熱暴走し、保護すべき温度に達したときに、達する温度より低く設定されている。。
請求項(抜粋):
定着ローラと一体に形成された内部磁気回路部と、上記内部磁気回路部の軸方向両端部で上記定着ローラの回転により磁気的な結合が変化しない態様で対向し、且つ上記内部磁気回路部と共に磁気的なループを形成する固定された外部磁気回路部と、上記外部磁気回路部と鎖交する一次コイル部と、上記内部磁気回路部の外側に形成された二次コイル部と、上記一次コイル部に給電する電源部とを有し、上記内部磁気回路部を構成する磁性材料のキュリー点は、上記定着ローラが定着可能な正常温度に維持されているときに上記内部磁気回路部が達する温度より高く、しかも異常時に上記定着ローラが熱暴走して過昇温度に達したときに、上記内部磁気回路部が達する温度より低いことを特徴とする電磁誘導型定着装置。

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