特許
J-GLOBAL ID:200903001845508722

回転可能なダイの位置を制御するための回り留め機構を有する圧着工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-273073
公開番号(公開出願番号):特開平7-282946
出願日: 1992年10月12日
公開日(公表日): 1995年10月27日
要約:
【要約】【目的】 簡素化されたダイホイール回り留め機構を備えた圧着工具の提供。【構成】 圧着工具10は、一対のハンドル12,14と、圧着用あご状部材34と、コネクタを受け入れるように互いに整列されるダイ及び/又はダイ入れ子と、ハンドル12,14を互いに結合させるリンク機構16とを含む。異なる大きさ及び形状の複数のダイを備えたダイホイール30が、ハンドル12の前端に配置され且つハンドル14の前端に固着された圧着用あご状部材34の作用面と整合している。ダイホイール30は複数の通路54を有する。ハンドル12には空洞が形成されており、玉56がその中に配置されている。ばね鋼によって作られたストラップ58がハンドル12に固着されて玉56に付勢力を付与する。ダイホイール30が割り送りされて特定のダイを作動状態としたときに、ストラップ58は玉56を通路54の一つの中に突出させ、これによってダイホイール30をその割り送り位置に保持するための回り留めとして機能する。
請求項(抜粋):
圧着工具であって、前端及び後端を有する第1のハンドルと、外周に沿って形成された凹所を有し、前記第1のハンドルの前端に固着されたダイホイールと、前端及び後端を有する第2のハンドルと、圧着面を有し、前記ダイホイールと整合状態で前記第2のハンドルの前端に固着されたあご状部材と、前記ハンドルが相互に枢動可能なように前記第1及び第2のハンドルの間に枢動可能に固着されたリンクと、前記ダイホイール内に画成された当該ダイホイールを横切る方向に延びている複数の開口と、前記ダイホイールと近接して前記第1のハンドルの前方端に画成された空洞と、前記空洞内を動くことができる玉と、前記空洞に隣接して前記ハンドルの前方端に固着された弾力性の金属ストラップと、からなり、前記圧着面と前記ダイホイールとは、コネクタを受け入れ得るようにした穴をそれらの間に形成し、前記金属ストラップは、前記玉を付勢して前記空洞内で前記ダイホイール内の前記開口へと移動せしめて当該ダイホイールの開口と係合させ且つ前記ダイホイールを当該ダイホイールの割り送り位置に保持するようになされた、圧着工具。

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