特許
J-GLOBAL ID:200903001845949001

マスタシリンダ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 相川 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-325860
公開番号(公開出願番号):特開平11-255102
出願日: 1998年10月30日
公開日(公表日): 1999年09月21日
要約:
【要約】【課題】ピストンのストロークを短かくして、ペダルストロークを短縮する。【解決手段】プライマリピストン32の前面側のメイン圧力室30はリリーフポート32fを介してリザーバ18に連通している。このピストン32が前進してプライマリカップ48がリリーフポート32fを塞ぐと、圧力室30の液圧が上昇し、メインブレーキ通路64を介してホイールシリンダ66に送られる。プライマリピストン32の外面とシリンダハウジング2の内面との間に段付きスリーブ46を摺動自在に嵌合する。段付きスリーブ46は、前面の圧力室30側よりもリア側の面積が大きくなっている。スリーブ46のリア側にリア圧力室50を形成し、メイン圧力室30の液圧を導入するとともに、スリーブ46の前面にスプリング56を配置してリア側へ付勢する。メインブレーキ通路64に外部のポンプ68を接続して送液する。【効果】ピストン32とスリーブ46が一体的に前進し、ピストンのストロークが短縮される。
請求項(抜粋):
ハウジング内に進退動可能に収容したピストンを前進させることにより、リザーバへの通路を閉じ、ハウジング内の圧力室に発生した液圧をブレーキ通路に送るマスタシリンダにおいて、前記ピストンの外周面とハウジングの内周面との間に、圧力室を向いた前面側の面積よりもリア側の面積が大きい段付スリーブを摺動自在に嵌合させ、この段付スリーブの前面側に付勢手段を設けてリア側に付勢するとともに、段付スリーブの後面側に前記圧力室内の液圧が導入されるリア室を設け、かつ、前記ブレーキ通路に外部液圧源を接続したことを特徴とするマスタシリンダ。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-092766

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