特許
J-GLOBAL ID:200903001846004329

弁開閉時期制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-339585
公開番号(公開出願番号):特開平9-177519
出願日: 1995年12月26日
公開日(公表日): 1997年07月08日
要約:
【要約】【課題】 内燃機関の長時間停止後の再始動時にベーンによる打音が発生することなく、簡素な構成を可能とする弁開閉時期制御装置を提供する。【解決手段】放射方向に延びる複数のベーン18を有し、シリンダヘッド1内に延びた第1のカムシャフト2もしくは第2のカムシャフト3のうちの一方に一体化されたロータ17及び動力伝達手段6と一体化されロータを内包して同ロータとの間で各ベーンを夫々収嵌するように複数の圧力室20を円陣状に形成したハウジング部材19、21、22からなる弁開閉時期制御機構16と、各ベーンによって圧力室が画成されてなる第1圧力室と第2圧力室が進角用室と遅角用室として機能するように円筒部から作動油を圧力室に作用させる手段とを具備すると共に、弁開閉時期制御機構をその一部が常に作動油に浸かるようにシリンダヘッドに作動流体溜め部1aを設けた。
請求項(抜粋):
シリンダヘッドに回転自在に支持され、且つ、内燃機関のクランクプーリからの回転動力がタイミングプーリを介して伝達される第1のカムシャフトと該第1のカムシャフトの回転動力が該第1のカムシャフトに対し移相可能な動力伝達手段を介して伝達される第2のカムシャフトとの間で運転状態に応じた位相の可変を行い上記第1のカムシャフトの各バルブと前記第2のカムシャフトの各バルブとの相対的な開閉時期を変化させる弁開閉時期制御装置であって、放射方向に延びる複数のベーンを有し、シリンダヘッド内に延びた前記第1のカムシャフトもしくは第2のカムシャフトのうちの一方に一体化されたロータ及び前記動力伝達手段と一体化され前記ロータを内包して同ロータとの間で前記各ベーンを夫々収嵌するように複数の圧力室を円陣状に形成したハウジング部材からなる弁開閉時期制御機構と、前記各ベーンによって前記圧力室が画成されてなる第1圧力室と第2圧力室が進角用室と遅角用室として機能するように前記円筒部から作動油を前記圧力室に作用させる手段とを具備すると共に、前記弁開閉時期制御機構をその一部が常に作動油に浸かるようにシリンダヘッドに作動油溜め部を設けたことを特徴とする弁開閉時期制御装置。

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