特許
J-GLOBAL ID:200903001848973337

ステアリング装置の衝撃吸収軸構造およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐野 章吾 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-254510
公開番号(公開出願番号):特開平8-091231
出願日: 1994年09月22日
公開日(公表日): 1996年04月09日
要約:
【要約】【目的】 ステアリング装置において、使用雰囲気温度に影響を受けることなく所期の衝撃吸収機能を発揮することができる衝撃吸収軸構造を提供する。【構成】 アウタシャフト10のセレーション15に、インナシャフト11のセレーション16が挿入されて、両シャフトがセレーション結合されるとともに、このセレーション結合部分の一部20が軸方向に圧入固定されてなり、この圧入固定力は、中間軸5に作用する縮長方向の衝撃力が所定値以上になったとき圧入固定状態が解除されるように設定されている。両シャフト10,11の固定手段として圧入構造が採用されることで、高温雰囲気のエンジンルーム内側でも、所期の衝撃吸収機能を発揮することができる。
請求項(抜粋):
ステアリングホイールに接続されたメイン軸と、ステアリングギヤボックスに接続されたギヤ軸とを連結する中間軸の構造であって、この中間軸は、上記メイン軸またはギヤ軸側のいずれか一方に接続される中空のアウタシャフトと、他方に接続されるインナシャフトとを備え、上記アウタシャフトの先端側内周および上記インナシャフトの先端側外周に、相互に嵌合して両シャフトの軸方向移動のみを許容する歯合構造が形成されるとともに、この歯合構造の一部が軸方向に圧入固定されてなり、この圧入方向および固定力は、上記中間軸に作用する縮長方向の衝撃力が所定値以上になったとき圧入固定状態が解除されるように設定されていることを特徴とするステアリング装置の衝撃吸収軸構造。

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