特許
J-GLOBAL ID:200903001849807562

弾性軸継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 欽造 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-036799
公開番号(公開出願番号):特開平9-229085
出願日: 1996年02月23日
公開日(公表日): 1997年09月02日
要約:
【要約】【目的】 単一の構造で円周方向に亙る振動だけでなく軸方向に亙る振動も吸収自在とする事により、ステアリング装置全体としてのコスト低減を図る。【構成】 弾性材10を組み込んだ緩衝筒7aの内筒8aの内周面に、複数の保持凹部17を形成する。シャフト6aの端部外周面に、複数の係合凹溝18を形成する。これら各保持凹部17と係合凹溝18との間に、ころ19等の係合部材を掛け渡す。軸方向に亙る振動は、上記ころ19が係合凹溝18に対し摺動する事により吸収する。
請求項(抜粋):
円筒状の外周面を有するシャフトと、このシャフトの周囲に設けられた、円筒状の内周面を有する筒状部材と、円筒状の弾性材を含んで構成され、上記シャフトの外周面と上記筒状部材の内周面との間に嵌合保持された緩衝筒とを備えた弾性軸継手に於いて、上記緩衝筒の内周面部分に固定され、その外周面に上記弾性材の内周面を結合した内筒と、上記シャフトの一部外周面でこの内筒の内周面と対向する部分と上記内筒の内周面とのうちの一方の周面に形成された複数の保持凹部と、上記シャフトの一部外周面で上記内筒の内周面と対向する部分と上記内筒の内周面とのうちの他方の周面に、上記シャフト及び筒状部材の軸方向に亙って形成された複数の係合凹溝と、それぞれの片半部を上記各保持凹部に嵌合させると共に、それぞれの他半部を上記各係合凹溝に、それぞれ係合凹溝に沿った変位自在に嵌合させた複数の係合部材とを備えた事を特徴とする弾性軸継手。
IPC (3件):
F16D 3/12 ,  B62D 1/20 ,  F16D 3/06
FI (3件):
F16D 3/12 Z ,  B62D 1/20 ,  F16D 3/06 A

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