特許
J-GLOBAL ID:200903001852206189
滑り制御装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
湯浅 恭三 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-016991
公開番号(公開出願番号):特開平6-016124
出願日: 1992年01月31日
公開日(公表日): 1994年01月25日
要約:
【要約】【目的】 最も真実に近い速度値が実際に制御に利用されるところの新規の滑り制御装置を得ることが目的である。【構成】 この滑り制御装置においては,評価回路の演算サイクルが多数のサブサイクルに分割されている。3つの記憶装置を備えた記憶装置内に3つの最終のゼロ通過点の時間ベース値がそれぞれ記憶されている。次のサブサイクルの始点において,記憶装置内に記憶されている時間ベース値のうちの最も新しい値と最も古い値との差Dが形成され,場合によっては値1/Dにおける限界値に換算されて記憶され,ここで前に記憶されていた値は消去される。新たな演算サイクルの始点において,以後記憶されている値1/Dが新たな車輪速度として利用される。
請求項1:
所定の演算サイクル内で少なくとも1つの車両車輪の速度からブレーキ圧力制御装置の制御用に使用されるブレーキ圧力制御信号が得られるところの滑り制御装置であって,該車輪速度がセンサ信号のゼロ点通過時の間の時間を測定することによって得られまた速度の変化が物理的に可能な最大値に制限されるところの前記滑り制御装置において:サイクルが同じ大きさの多数のサブサイクルに分割されていること;コンピュータ内に最終の3つのゼロ点通過時の時間ベース値がそれぞれ記憶されていること;サブサイクルのそれぞれの始点において,記憶されている最終の3つのゼロ点通過時の時間ベース値および記憶されている最終の時間ベース値から車両速度が得られまた場合によっては限界値に従って記憶されること;および新たな演算サイクルの始点において,記憶されている最終に計算された車輪速度が新たなサイクルの車輪速度として利用されること;を特徴とする滑り制御装置。
引用特許:
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