特許
J-GLOBAL ID:200903001852978203

車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-092658
公開番号(公開出願番号):特開平5-286345
出願日: 1992年04月13日
公開日(公表日): 1993年11月02日
要約:
【要約】【目的】 センタ置きタイプと呼ばれる車両用空調装置に、車室内後席足元へ空調空気を吹き出すためのリアフット通路を設けても、上方吹出口から吹き出される冷風の量を確保できる車両用空調装置を提供する。【構成】 第1導通孔9にてセンタフェイス吹出口6aの空気入口側に導通しており、かつ第2導入孔10にてヒータコア4の空気下流側部位に導通しており、かつ第3導入孔11にて冷風バイパス通路5に導通しているリアフットダクト26を配設する。吹出モードがフェイスモードのときは、第1ダンパ14を図中一点鎖線位置に、第2ダンパ15を図中実線位置にそれぞれ制御する。これによって、冷風がリアフットダクト26内をも流れるようになり、結果的にセンタフェイス吹出口6aから吹き出される空調空気の量が増加する。
請求項(抜粋):
ケース(1)を介して車室内へ空気を送風する送風手段(2)と、前記ケース(1)内に配設され、前記送風手段(2)によって送風される空気を冷却するエバポレータ(3)と、前記ケース(1)内のうち前記エバポレータ(3)よりも空気下流側部位に配設され、前記空気を加熱する加熱器(4)とを有する車両用空調装置において、前記ケース(1)内のうち前記加熱器(4)下方側に形成され、かつ前記エバポレータ(3)を通った冷風が前記加熱器(4)をバイパスして通るための冷風バイパス通路(5)と、前記ケース(1)のうち、上方部分でありかつ前記加熱器(4)および前記冷風バイパス通路(5)の下流側部分である部位に形成された上方吹出口(6)と、前記上方吹出口(6)の下方部位に上下方向に伸びるように設けられた第1リアフット通路(7)と、前記第1リアフット通路(7)の上部通路(8)を前記上方吹出口(6)の空気入口側に導通する第1導通孔(9)と、前記第1リアフット通路(7)を前記加熱器(4)の空気下流側部位に導通する第2導通孔(10)と、前記第1リアフット通路(7)を前記冷風バイパス通路(5)に導通する第3導通孔(11)と、前記第1リアフット通路(7)の下端側を車室内の後席足元に形成された後席足元吹出口(12)に接続する第2リアフット通路(13)と、前記第2導通孔(10)を開くときに前記上部通路(8)を閉じ、前記第2導通孔(10)を閉じるときに前記上部通路(8)を開く第1ダンパ(14)と、前記第3導通孔(11)を開くときに前記第2リアフット通路(13)を閉じ、前記第3導通孔(11)を閉じるときに前記第2リアフット通路(13)を開く第2ダンパ(15)とを有することを特徴とする車両用空調装置。

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