特許
J-GLOBAL ID:200903001853932533
ピリリウム塩又はピリリウム類似塩を含む蛍光性染色剤、それを用いた核酸の検出方法、及び生物試料の蛍光染色法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-318045
公開番号(公開出願番号):特開平7-174759
出願日: 1993年12月17日
公開日(公表日): 1995年07月14日
要約:
【要約】【目的】 ストークスシフトが大きく、核酸との相互作用時の蛍光強度が遊離状態でのものに比べて充分に大きな可視光励起型色素、例えば2-メチル-4,6-ビス-(4-N,N-ジメチルアミノフェニル)ピリリウムまたはチオピリリウム塩)を有効成分として含む核酸染色剤及び該染色剤を用いた核酸の検出方法を提供し、更には、本発明の他の目的は、再現性良く、かつ安定した染色を行うことができ、しかも試料の大量処理を行う場合に、より迅速な処理が可能となる核酸の染色または分染法を提供すること。【構成】 ピリリウム環もしくはその類似環の炭素原子の少なくとも2つ以上に置換もしくは未置換アリール基を結合させた核酸塩基対に対するインターカレーターとしての機能を有する誘導体を核酸染色用として用いる。
請求項(抜粋):
下記一般式[I]【化1】(上記一般式[I]において、【化2】は、複素環を示し、XはO、S、SeまたはTeであり、ピリリウム環もしくはピリリウム類似環を示し、R1及びR2はそれぞれ独立して水素原子、ハロゲン原子、スルホネート基、アミノ基、スチリル基、ニトロ基、ヒドロキシル基、カルボキシル基、シアノ基、置換もしくは未置換低級アルキル基、置換もしくは未置換アリール基、置換もしくは未置換低級アルアルキル基または置換もしくは未置換シクロアルキル基を示し、R3は、-Aまたは-L-Aであり、Lは、-L1-、-L2-L3-または-L4-L5-L6-であり、L1〜L6はそれぞれ独立して、-(CH=CH)-、置換もしくは未置換アリール基から誘導される2価の基、置換もしくは未置換低級アルキレン基または-CH=R4-(R4はオキソ基を有する環構造を示す)を表わし、Aは、置換もしくは未置換アリール基、-CH=R5(R5は、置換もしくは未置換複素環、置換もしくは未置換シクロアルキル基または置換もしくは未置換芳香環を示す)を表わし、Xを含むピリリウム環もしくはその類似環のR1、R2、R3が結合していない炭素原子に結合している水素原子は、ハロゲン原子、スルホネート基、アミノ基、スチリル基、ニトロ基、ヒドロキシル基、カルボキシル基、シアノ基、置換もしくは未置換低級アルキル基、置換もしくは未置換アリール基または置換もしくは未置換低級アルアルキル基で置換されていても良く、Y-はアニオンを示す。)で表わされる化合物を有効成分として含むことを特徴とする核酸染色剤。
IPC (8件):
G01N 33/50
, C09B 57/00
, C09K 11/06
, C12Q 1/68
, G01N 33/48
, C07D309/34
, C07D335/02
, C07D345/00
引用特許:
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