特許
J-GLOBAL ID:200903001863294098

高Cr鋼の溶接方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩原 康弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-132561
公開番号(公開出願番号):特開平9-295185
出願日: 1996年05月01日
公開日(公表日): 1997年11月18日
要約:
【要約】【課題】 石油・天然ガスのラインパイプなどの高Cr鋼を溶接するのに適した、溶接金属の耐高温割れ性、耐低温割れ性、靱性、強度および耐食性に優れた溶接方法に関する。【解決手段】 Cr:7.5〜12%の高Cr鋼の溶接において、C:0.005%〜0.12%、Si:0.01〜1%、Mn:0.02〜2%、Cr:13〜18%、Ni:3〜5%、N:0.05〜0.12%を含有し、Cr当量/Ni当量比が1.6以上、2.0以下であるステンレス鋼ワイヤを用いてガスシールドアーク溶接し、溶接金属のミクロ組織をオーステナイト+フェライト+マルテンサイトの3相組織とする。
請求項(抜粋):
重量%で(以下同じ)、Cr:7.5〜12.0%を含有し、ミクロ組織がマルテンサイト単相、またはマルテンサイト50%以上および残部フェライトからなる高Cr鋼の溶接方法において、C :0.005〜0.12%、Si:0.01〜1.0%、Mn:0.02〜2.0%、Cr:13.0〜18.0%、Ni:3.0〜5.0%、N: 0.05〜0.12%を含有し、さらに、Pを0.03%以下、Sを0.01%以下に制限し、残部Feおよび不可避不純物からなり、かつCr当量をCr+1.5Si、Ni当量をNi+0.5Mn+30C+30Nとしたとき、Cr当量/Ni当量比が1.6以上、2.0以下であるステンレス鋼ワイヤを用いてガスシールドアーク溶接し、溶接金属のミクロ組織をオーステナイト+フェライト+マルテンサイトの3相組織とすることを特徴とする高Cr鋼の溶接方法。
IPC (4件):
B23K 35/30 320 ,  B23K 9/23 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/58
FI (4件):
B23K 35/30 320 A ,  B23K 9/23 C ,  C22C 38/00 302 Z ,  C22C 38/58

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