特許
J-GLOBAL ID:200903001870705370

エチレン系共重合体組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-128260
公開番号(公開出願番号):特開平7-309909
出願日: 1994年05月18日
公開日(公表日): 1995年11月28日
要約:
【要約】【構成】 有機アルミニウムオキシ化合物と、少なくとも2種の、特定のシクロペンタジエニル骨格を有する配位子を含む周期律表第IV族の遷移金属化合物とを含む触媒により生成され、特定の物性を有するエチレン・α-オレフィン共重合体60〜99重量%と、結晶性ポリオレフィン1〜40重量%とからなることを特徴とするエチレン系共重合体組成物。【効果】 成形性に優れ、透明性および機械的強度に優れたフィルムを製造することができる。
請求項(抜粋):
(A)(a)有機アルミニウムオキシ化合物と、(b-I)下記一般式[b-I]で表される遷移金属化合物から選ばれる少なくとも1種の化合物と、ML1X ... [b-I](式中Mは、周期律表第IVB族から選ばれる遷移金属原子を示し、L1は遷移金属原子Mに配位する配位子を示し、これらのうち少なくとも2個の配位子L1は、シクロペンタジエニル基、メチルシクロペンタジエニル基、エチルシクロペンタジエニル基であるか、または炭素原子数3〜10の炭化水素基から選ばれる少なくとも1種の基を有する置換シクロペンタジエニル基であり、(置換)シクロペンタジエニル基以外の配位子L1は、炭素原子数1〜12の炭化水素基、アルコキシ基、アリーロキシ基、トリアルキルシリル基、ハロゲン原子または水素原子であり、Xは遷移金属原子Mの原子価を示す)(b-II)下記一般式[b-II]で表される遷移金属化合物から選ばれる少なくとも1種の化合物とを含み、ML2X ... [b-II](式中Mは、周期律表第IVB族から選ばれる遷移金属原子を示し、L2は遷移金属原子に配位する配位子であり、これらのうち少なくとも2個の配位子L2は、置換基を有していてもよいシクロペンタジエニル骨格を有する配位子であり、これらの基は、炭化水素基、シリレン基または置換シリレン基を介して結合されており、シクロペンタジエニル骨格を有する配位子以外の配位子L2 は、炭素原子数1〜12の炭化水素基、アルコキシ基、アリーロキシ基、トリアルキルシリル基、ハロゲン原子または水素原子であり、Xは遷移金属原子Mの原子価を示す)前記遷移金属化合物(b-I)と前記遷移金属化合物(b-II)とのモル比〔(b-I)/(b-II)〕が99/1〜80/20の範囲にあるオレフィン重合用触媒の存在下にエチレンと炭素原子数3〜20のα-オレフィンとを共重合させることにより得られ、(i)密度が0.850〜0.980g/cm3 の範囲にあり、(ii)190°C、2.16kg荷重におけるメルトフローレート(MFR)が0.01〜200g/10分の範囲にあり、(iii)190°Cにおけるメルトテンション〔MT(g)〕とメルトフローレート〔MFR(g/10分)〕がMT>2.2×MFR-0.84で示される関係を満たすエチレン・α-オレフィン共重合体60〜99重量%と、(B)下記の群(B-I)〜(B-III)から選ばれる少なくとも一種の結晶性ポリオレフィン1〜40重量%とからなることを特徴とするエチレン系共重合体組成物;(B-I)190°C、2.16kg荷重におけるメルトフローレート(MFR)が0.01〜100g/10分の範囲にあり、密度が0.900g/cm3 を超える、エチレン単独重合体、またはエチレンと炭素原子数3〜20のα-オレフィンとの共重合体(ただし、前記エチレン・α-オレフィン共重合体(A)は除く)(B-II)230°C、2.16kg荷重におけるメルトフローレート(MFR)が0.1〜100g/10分の範囲にあり、密度が0.900g/cm3 を超える、プロピレン単独重合体、またはプロピレンと、エチレンおよび炭素原子数4〜20のα-オレフィンから選ばれる少なくとも1種のオレフィンとの共重合体(B-III)230°C、2.16kg荷重におけるメルトフローレート(MFR)が0.1〜100g/10分の範囲にあり、密度が0.900g/cm3 を超える、炭素原子数4〜20のα-オレフィンの単独重合体、または炭素原子数4〜20のα-オレフィンの共重合体。
IPC (2件):
C08F 4/646 MFG ,  C08F 10/00
引用特許:
審査官引用 (1件)

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