特許
J-GLOBAL ID:200903001872571886

孔版印刷装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柏木 明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-225645
公開番号(公開出願番号):特開平9-071029
出願日: 1995年09月04日
公開日(公表日): 1997年03月18日
要約:
【要約】【課題】 機密保持モードの設定のためにメモリ等の記憶手段を用いることなく、前使用者の使用済みマスタに関する機密保持を確実かつ低コストで実現できるようにすることである。【解決手段】 機密保持モード設定手段が機密保持モード設定状態で装置の電源が投入されると(S1)、検出手段により検出されたモード設定状態(S3)に従い、制御手段は機密保持モードを実行して(S4)、製版スタートキーからの入力のみを有効とし(S16のY)、かつ、この製版スタートキーからの入力に基づき機密保持モードを解除する(S18)ように構成することで、前使用者の使用済みのマスタが次使用者により無闇に試し刷りや印刷が行われることがなくその機密を保持することができ、このような機密保持モードを設定するための機密保持モード設定手段は設定状態を機械的に保持する機構とされているので、メモリ等の記憶手段を要せずに、機密保持が安価に実現される。
請求項(抜粋):
外周面上に製版済みマスタが巻き付けられて回転駆動される多孔性円筒状の版胴を有する印刷部と、マスタを製版して前記版胴に巻き付ける製版部と、前記版胴の外周面上より使用済みのマスタを剥離して廃棄する排版部と、印刷スタートキーと、製版スタートキーと、試し刷りキーとを備え、前記印刷スタートキー又は試し刷りキーが操作された時には前記印刷部を作動させて印刷を実行し、前記製版スタートキーが操作された時には前記排版部によって前記版胴の外周面上より使用済みのマスタを除去した後に前記製版部によって前記版胴の外周面上に新しい製版済みマスタを巻き付ける孔版印刷装置において、設定状態を機械的に保持する構造を有する機密保持モード設定手段と、この機密保持モード設定手段のモード設定状態を電源投入時に検出する検出手段と、この検出手段が前記機密保持モード設定手段による機密保持モード設定状態を検出した場合には機密保持モードを実行して前記印刷スタートキー及び前記試し刷りキーからの入力を無効とし前記製版スタートキーからの入力のみを有効とするとともに、この製版スタートキーからの入力に基づき機密保持モードを解除する制御手段とを備えたことを特徴とする孔版印刷装置。
FI (2件):
B41L 13/04 F ,  B41L 13/04 J

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