特許

J-GLOBAL ID：200903001874445616

フォールトトレラントコンピュ-タシステム

発明者： 大矢 貴之 ,  金子 茂則 ,  綿引 克文 ,  安永 輝幸
出願人/特許権者： 株式会社日立製作所 ,  日立プロセスコンピュータエンジニアリング株式会社
代理人 (1件)： 高崎 芳紘
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-159402
公開番号（公開出願番号）：特開平11-007396
出願日： 1997年06月17日
公開日（公表日）： 1999年01月12日
要約：

【要約】【課題】 オペレーティングシステム(OS)の入れ替え時、オンライン運用を停止して新OSを補助記憶装置に記憶させ、更に主記憶装置に移しており、オンライン運用を停止しなければOSの入れ替えができなかった。【解決手段】 各々にクロック140、中央処理装置110、主記憶装置120、補助記憶装置130を有するA系、B系のコンピュータシステムを備え、一方のクロックに同期して動作するフォールトトレラントコンピュ-タシステム100にあって、A系とB系に分離した後、データ変更点作成プログラム220及び変更データ引き継ぎプログラム230を用いて、前記A系のみでオンライン運用を継続しながらB系でOSの入れ替えをした後、オンラインデータをB系に引き継がせる。この結果、オンライン運用を継続しながらOSが入れ替えられる。

請求項（抜粋）：

クロック供給源、中央処理装置、主記憶装置、補助記憶装置及び入出力装置の各々を含む同一構成のA系及びB系を含む複数のコンピュータシステムと、前記複数のコンピュータシステムが論理的にA系とB系に分離した状態で独立に動作させ或いは分離状態で動作していたコンピュータシステムを前記クロック供給源の一つに同期して動作させる分離・結合手段と、前記A系又はB系の一方の主記憶装置上のエリアの情報を他方の主記憶装置上の同一エリアにコピーする手段を備え、前記A系及びB系のコンピュータシステムが前記クロック供給源の一方に同期して動作するフォールトトレラントコンピュ-タシステムにおいて、前記A系とB系のコンピュータシステムを前記分離・結合手段で分離した後、前記A系コンピュータシステムのみでオンライン運用を継続しながら前記B系コンピュータシステムでオペレーティングシステムの入れ替えを行い、その終了後、オンラインデータを前記B系のコンピュータシステムに引き継ぐオンラインデータ引き継ぎ手段を設けたことを特徴とするフォールトトレラントコンピュ-タシステム。

IPC (3件)：

G06F 11/16 310 ,  G06F 9/06 540 ,  G06F 15/16 470

FI (3件)：

G06F 11/16 310 Z ,  G06F 9/06 540 F ,  G06F 15/16 470 B