特許
J-GLOBAL ID:200903001877641912

核移行蛋白質をコードする遺伝子の検索法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 遠山 勉 ,  松倉 秀実 ,  川口 嘉之
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2001009700
公開番号(公開出願番号):WO2002-036823
出願日: 2001年11月06日
公開日(公表日): 2002年05月10日
要約:
多数の遺伝子群中の各々の遺伝子を、それらの遺伝子産物が自家蛍光を発する蛋白質との融合蛋白質として発現するように発現ベクターにクローニングして遺伝子発現ライブラリーを作製し、同遺伝子発現ライブラリーを2群の細胞に導入して細胞中で融合蛋白質を発現させ、一方の細胞群のみを薬剤などで刺激した後、2群それぞれの細胞から融合蛋白質が核に局在する細胞又はその核を分離し、それらを比較することによって、細胞にある刺激を加えたときに、その刺激に応じて特異的に核内に移行する蛋白質をコードする遺伝子を検索する。
請求項(抜粋):
以下のステップを含む、真核細胞において細胞質から核膜孔を通過して核内に移行する蛋白質をコードする遺伝子を検索する方法; (a)細胞内の局在を検出することが可能なマーカー蛋白質と、検索対象の蛋白質の一部または全体との融合蛋白質をコードする遺伝子ライブラリーを真核細胞に導入し、遺伝子導入細胞中で同遺伝子を発現させて前記融合蛋白質を生成させるステップと、 (b)遺伝子導入細胞を2群に分け、一方の群の細胞のみに、前記核内に移行する蛋白質の核内への移行を刺激するステップと、 (c)前記刺激した細胞群と、無刺激の細胞群の各々の細胞群について、融合蛋白質の細胞内局在をマーカー蛋白質により検出し、核に融合蛋白質の局在が認められる細胞又は核を分離するステップと、 (d)分離した細胞又は核から融合蛋白質をコードする遺伝子を回収し、刺激した細胞群から回収された遺伝子と無刺激の細胞群から回収された遺伝子を比較するステップ。
IPC (3件):
C12N15/09 ,  C12Q1/02 ,  C12Q1/68
FI (3件):
C12N15/00 A ,  C12Q1/02 ,  C12Q1/68 A

前のページに戻る