特許
J-GLOBAL ID:200903001878598000

競合回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-209866
公開番号(公開出願番号):特開平6-060017
出願日: 1992年08月06日
公開日(公表日): 1994年03月04日
要約:
【要約】【目的】 転送データが損失するのを防止する。【構成】 一つの周辺装置コントローラ4がDMAを行っている最中に、別の周辺装置コントローラ4がデータ転送要求信号a6 を出力してきたとき、タイマー監視部9は、後発のデータ転送要求信号a6 に対する競合制御部8からの内部バス獲得許可信号a5 が出力されるまでの時間を監視する。その結果、この監視した時間が後発の周辺装置コントローラ4の持つオーバフロ/アンダフロ制限時間を過ぎた場合には、タイマー監視部9より競合制御部8に対して緊急バス獲得要求信号a4 を出力する。これにより、先発の周辺装置コントローラ4のDMAサービスを競合制御部8から出力させるデータ転送終了信号a13を使用して一時中断させ、緊急バス獲得要求信号a4 を出力しているのに対応した周辺装置コントローラ4のDMAをサービスさせる。
請求項(抜粋):
中央処理装置とメインメモリと複数のバスマスタとがシステムバスに接続されている情報処理システムに於ける、前記複数のバスマスタのバス競合制御を行う競合回路であって、前記複数のバスマスタからデータ転送要求信号を受けて前記中央処理装置へ外部バス獲得要求信号を送出し、前記中央処理装置から外部バス獲得許可信号を受けて前記複数のバスマスタのいづれか1つへデータ転送許可信号を送出する競合回路において、前記中央処理装置からの入出力命令により前記複数のバスマスタの優先順位を決め、次の入出力命令が来るまで前の状態を保持し、その状態情報を優先順位情報として出力する競合制御レジスタ部と、前記中央処理装置からの入出力命令により前記複数のバスマスタのオーバフロ/アンダフロの発生するまでの時間を設定し、次の入出力命令がくるまで前の状態を保持し、その状態情報をオーバフロ/アンダフロ制限信号として出力するタイマー監視制御部と、前記データ転送要求信号を入力して内部バス獲得要求信号を出力し、内部バス獲得許可信号を受け取って前記データ転送許可信号を出力し、又、前記複数のバスマスタに対応した複数のカウンタを持ち、該複数のカウンタの各々は、前記オーバフロ/アンダフロ制限信号を受け取り、前記データ転送要求信号に応答してカウント動作をオンとし、一定周期のクロック信号でカウント・アップし、前記内部バス獲得許可信号に応答してカウンタ・リセットされ、前記カウンタの出力と前記オーバフロ/アンダフロ制限信号とを比較し、前記カウンタの出力が前記オーバフロ/アンダフロ制限信号を超越した場合に、緊急バス獲得要求信号を出力するタイマー監視部と、前記優先順位情報に応答して各バスマスタの優先順位を決定し、前記内部バス獲得要求信号に応答して競合動作を行った後に前記外部バス獲得要求信号を出力し、前記外部バス獲得許可信号に応答して前記内部バス獲得要求信号の応答信号である前記内部バス獲得許可信号を出力し、前記緊急バス獲得要求信号に応答して、現在バスを獲得しているバスマスタに対して出力しているデータ転送終了信号を一時的に引き延ばし、該緊急バス獲得要求信号の出力対象であるバスマスタに対して一時的に前記内部バス獲得許可信号を出力する競合制御部とを備えていることを特徴とする競合回路。
IPC (3件):
G06F 13/362 510 ,  G06F 13/18 510 ,  G06F 13/38 340

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