特許
J-GLOBAL ID:200903001882543970

往復ピストン圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-314575
公開番号(公開出願番号):特開平10-159718
出願日: 1996年11月26日
公開日(公表日): 1998年06月16日
要約:
【要約】【課題】 家庭用冷蔵庫等に用いられる往復ピストン圧縮機に関し、分割コンロッドを高精度で加工、組立を容易に行えると共に、大端孔と、小端孔の軸のねじれ等による回転負荷の増大による効率の低下や騒音、振動の増大の防止を図る。【解決手段】 小端部50の先端形状が半球形及び円錘形の係止突起部61を大端部52の大端孔53と直角をなす底部形状が半球形及び円錘形の固定溝部63へ嵌め込み、固定孔55から係止孔59へ連通してロッキングピン65を挿入し、コンロッド19を構成することにより、大端孔53と小端孔51の軸のねじれをなくし、安定したコンロッド19の挙動を得ることができる。
請求項(抜粋):
ピストンピンにより小端孔でピストンに連結された小端部と、大端孔でクランク軸の偏芯軸に連結された大端部を有するコンロッドを備える往復ピストン圧縮機であって、コンロッドの大端部は円筒形の円孔部とこれに連通する固定孔を有する突起部を有し、円孔部は底形状が半球形または略円錘形で、突起部の端面部から大端孔の中心方向へ大端孔に貫通しない深さで設けられており、小端部は半径方向に長い円筒形のロッド部を有し、ロッド部は端部に係止孔と先端が半球形または略円錘形の係止部を構成しており、この係止部を突起部の円孔部に遊嵌または軽圧入すると共に、固定孔と係止孔を連通してロッキングピンを挿入することにより、係止部と円孔部を係止し、コンロッドの小端部の小端孔と大端部の大端孔の幾何学的軸の配置を同一平面上に維持することを特徴とする往復ピストン圧縮機。
IPC (2件):
F04B 9/04 ,  F04B 39/00 107
FI (2件):
F04B 9/04 B ,  F04B 39/00 107 A

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