特許
J-GLOBAL ID:200903001892399605

生物学的廃水処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 憲三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-239781
公開番号(公開出願番号):特開平9-075994
出願日: 1995年09月19日
公開日(公表日): 1997年03月25日
要約:
【要約】【課題】スクリーンを用いないで担体を分離する担体流出防止装置を備え、保守点検を大幅に軽減すると共に処理効率を向上させることのできる生物学的廃水処理装置を提供する。【解決手段】硝化槽26から受入槽48に硝化液に同伴して流出した浮遊活性汚泥と担体24は、下降流路54により下降して分離室56に流入し、分離室56では、浮遊活性汚泥と担体24の比重差を利用して浮遊活性汚泥から担体24を沈降分離する。分離室56の底部に沈降した担体24は、分離室56内の下層液を取水して硝化槽26に送水する送水管58の流れに乗って硝化槽26に戻る。この時、エアリフトにより送水管58の流れを形成したので担体24が破壊されることがない。一方、浮遊活性汚泥は、分離室56の上層液を脱窒槽22に循環させる硝化液循環路16で脱窒槽22に戻されると共に、処理水を越流するトラフ70を介して汚泥沈殿槽18に送られる。
請求項(抜粋):
廃水が流入する処理槽内に、浮遊活性汚泥と、微生物が固定化されると共に比重が前記浮遊活性汚泥より大きな担体とを共存させて前記廃水を生物学的に処理する生物反応装置と、前記担体の流失を防止する担体流失防止装置とを備えた生物学的廃水処理装置に於いて、前記担体流失防止装置は、前記生物反応装置から流出する流出液及び該流出液に同伴されて流出する前記浮遊活性汚泥と前記担体とを受け入れる受入槽と、前記受入槽内に設けられ、前記生物反応装置から流出した流出液に下降流を形成する下降流路と、前記下降流路に連通して前記受入槽内に設けられ、前記流出液中の浮遊活性汚泥と担体との比重差を利用して担体を浮遊活性汚泥から沈降分離させる分離室と、前記分離室の底部近傍に取水口を有し、前記分離室内の下層液を取水して前記生物反応装置に送水するための送水路と、前記送水路内に前記分離室から前記生物反応装置への流れをエアリフト動力により形成するエア噴出手段と、前記分離室の上部に設けられ、前記分離室の上層液を排出する排出手段と、から成り、前記分離室の底部に沈降した担体を前記送水路の流れに乗せて前記生物反応装置に戻すと共に、沈降しにくい浮遊活性汚泥を前記排出手段で受入槽から排出することを特徴とする生物学的廃水処理装置。
IPC (5件):
C02F 9/00 501 ,  C02F 9/00 ,  C02F 9/00 503 ,  C02F 3/08 ZAB ,  C02F 3/12
FI (6件):
C02F 9/00 501 B ,  C02F 9/00 501 C ,  C02F 9/00 503 C ,  C02F 9/00 503 G ,  C02F 3/08 ZAB B ,  C02F 3/12 F

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