特許
J-GLOBAL ID:200903001896183933

オレフィン重合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野中 克彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-034325
公開番号(公開出願番号):特開平5-202124
出願日: 1992年01月24日
公開日(公表日): 1993年08月10日
要約:
【要約】【目的】 片方のシクロペンタジエニル環にのみ置換基を有する架橋型遷移金属化合物とアルミノキサンを使用し、シンジオタクチック度を調整したオレフィン重合体を効率良く製造すること。【構成】 化1で表される遷移金属化合物( MはIVB族の遷移金属、Yは炭素、ケイ素等を示す。nは2または4であり、2の時はその位置は3と4位にある。)及び化2または化3で表されるアルミノキサン(mは4〜30の整数である。)を有効成分とする触媒を用いてオレフィンを重合するシンジオタクチック配列単位の多いオレフィン重合体の製造方法。【化1】【化2】【化3】【効果】 本発明の触媒を使用すれば、シンジオタクチック配列単位の多いオレフィン重合体を、シンジオタクチック度を種々に調整して製造することができる。
請求項(抜粋):
(A)一般式(1)【化1】で表される遷移金属化合物、( 但し、Mはチタン、ジルコニウムまたはハフニウムの遷移金属、Yは炭素、ケイ素またはゲルマニウムを示す。C5 H4 は無置換シクロペンタジエニル基を 、R2nC5 H4-n は置換シクロペンタジエニル基を示し、nは2または4の整数である。但し、n=2の時はその位置は3と4位にあるものとする。各R1 は互いに同一でも異なっていてもよく、水素または炭化水素基を示す。各R2 は互いに同一でも異なっていてもよく、トリアルキルシリル基または炭化水素基を示し、また二つのR2 が環構造を形成していてもよい。Xは同一でも異なっていてもよく、水素、ハロゲンまたは炭化水素基を示す。)及び(B)一般式(2)【化2】または一般式(3)【化3】(但し、mは4〜30の整数で、R3 は炭化水素基を示す。)で表されるアルミノキサンを有効成分とする触媒の存在下でオレフィンを重合せしめることを特徴とするシンジオタクチック配列単位の多いオレフィン重合体の製造方法。
IPC (2件):
C08F 10/00 MJF ,  C08F 4/642 MFG
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平3-212408
  • 特開昭60-000975
  • 特開昭59-004268
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