特許
J-GLOBAL ID:200903001896713061

自動利得制御回路を備えたディジタル無線通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-318495
公開番号(公開出願番号):特開平8-181554
出願日: 1994年12月21日
公開日(公表日): 1996年07月12日
要約:
【要約】【目的】 復調に供する受信信号の分解能を十分に確保した上で、A/D変換に要求される分解能を低くできるようにし、これにより回路構成の小形化および低価格化を図る。【構成】 AGC回路により可変制御された第2受信中間周波信号をサンプリングするA/D変換器20と、復調処理を行なう復調回路11との間に、演算回路24を設ける。そして、この演算回路24において、上記第2受信中間周波信号のレベルを可変制御するためにAGC回路で発生された総利得値Gの逆数に相当する利得を上記A/D変換器20の出力信号に乗算し、これにより得られた1/G倍されたA/D変換出力信号を復調回路11に供給するようにしたものである。
請求項(抜粋):
無線受信回路で受信された変調波信号の振幅レベルを可変制御する自動利得制御回路を備えたディジタル無線通信装置において、前記無線受信回路の中間周波段に介挿され、受信変調波信号の振幅レベルを可変して出力するための可変利得形のレベル可変手段と、このレベル可変手段により振幅レベルが可変された受信変調波信号をサンプリングして出力するためのアナログ/ディジタル変換手段と、このアナログ/ディジタル変換手段の出力信号の電力値を検出し、この電力検出値と予め設定した基準値との比較結果を基に前記レベル可変手段の利得を可変制御するための利得制御手段と、前記アナログ/ディジタル変換手段の出力側に設けられ、このアナログ/ディジタル変換手段の出力信号の振幅レベルを、前記利得制御手段により可変制御された前記レベル可変手段の利得の逆数に相当する利得で可変制御して復調のための信号処理に供するための演算手段とを具備したことを特徴とする自動利得制御回路を備えたディジタル無線通信装置。
IPC (2件):
H03G 3/20 ,  H04B 7/26

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