特許
J-GLOBAL ID:200903001906553513
脱炭スラグ中の酸化クロムの回収方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中前 富士男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-206194
公開番号(公開出願番号):特開2001-032008
出願日: 1999年07月21日
公開日(公表日): 2001年02月06日
要約:
【要約】【課題】 脱炭スラグ中の酸化クロムや脱炭スラグに添加したダスト中の酸化クロムを溶鉄に効率良く回収する脱炭スラグ中の酸化クロムの回収方法を提供する。【解決手段】 精錬炉1を用いてクロムを含有する溶鉄6を吹酸して脱炭精錬を行ない、脱炭精錬により生成した脱炭スラグ8に含まれる酸化クロムを還元した後、脱炭スラグ8を精錬炉1内に残留させてクロムを含有する溶鋼7を出鋼し、精錬炉1内に、溶鉄11と炭材を添加して吹酸により脱炭スラグ8中の酸化クロムを再還元して溶鉄11に回収する方法において、炭素を飽和させた溶鉄11を用い、脱炭スラグ重量を300〜500kg/溶鉄トンとし、脱炭スラグ重量に対する炭材の添加重量の比を0.2〜0.5に調整し、再還元精錬の終了時の溶鉄11の温度を1450〜1650°Cにする。
請求項(抜粋):
精錬炉を用いてクロムを含有する溶鉄Aを吹酸して脱炭精錬を行ない、前記脱炭精錬により生成した脱炭スラグに含まれる酸化クロムを還元した後、該脱炭スラグを前記精錬炉内に残留させてクロムを含有する溶鋼を出鋼し、該精錬炉内に、溶鉄Bと炭材を装入して吹酸により前記脱炭スラグ中の酸化クロムを再還元して前記溶鉄Bに回収する方法において、炭素を飽和させた前記溶鉄Bを用い、前記脱炭スラグ重量を300〜500kg/溶鉄トンとし、該脱炭スラグ重量に対する前記炭材の添加重量の比を0.2〜0.5に調整し、更に再還元精錬の終了時の前記溶鉄Bの温度を1450〜1650°Cにすることを特徴とする脱炭スラグ中の酸化クロムの回収方法。
IPC (2件):
FI (2件):
C21C 5/28 C
, C21C 7/00 J
Fターム (11件):
4K002AA03
, 4K002AB02
, 4K002AC06
, 4K002AE02
, 4K002AE05
, 4K013AA02
, 4K013CC02
, 4K013CF02
, 4K013EA19
, 4K013FA01
, 4K013FA06
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