特許
J-GLOBAL ID:200903001909101893

ワイパ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 的場 基憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-096055
公開番号(公開出願番号):特開2002-283967
出願日: 2001年03月29日
公開日(公表日): 2002年10月03日
要約:
【要約】【課題】 降雨に応じたワイパの作動モードを自動的且つきめ細かく変更することができるワイパ制御装置を提供する。【解決手段】 演算手段により補正された間欠時間が第1の閾値以下のときはワイパモータ4を高速連続作動させ、補正された間欠時間が第1の閾値より大きく第2の閾値より小さいときはワイパモータ4を低速連続作動させ、且つ、補正された間欠時間が第2の閾値以上のときは補正された間欠時間でワイパモータ4を間欠作動させるように、出力回路10を制御する作動判定手段とを備えているワイパ制御装置1。
請求項(抜粋):
低速用ブラシと高速用ブラシをもち、払拭面上の第1の反転位置と第2の反転位置との間の払拭範囲でワイパブレードを低速または高速で作動させるワイパモータと、停止スイッチ、自動スイッチ、低速スイッチおよび高速スイッチをそれぞれ持ち、選択的に切換え可能なワイパスイッチと、前記ワイパスイッチが選択的に切換えられることにより、停止モード、自動作動モード、低速作動モードおよび高速作動モードのうちのいずれかのモードに切換えるマイクロコンピュータと、該いずれかのモードに応じた駆動信号を前記ワイパモータに与える出力回路を有し、前記ワイパモータの制御を行うコントローラと、前記払拭範囲内に取付けられ、該払拭範囲内の雨滴の存在を光学的に検出し、その雨滴に応じた電気信号を出力する雨滴センサと、前記雨滴センサからの電気信号が入力され、該電気信号を微分して波形整形しパルス信号として出力するパルス形成回路と、前記雨滴センサからの電気信号が入力され、該電気信号を積分した積分値を出力する積分回路とを備え、前記マイクロコンピュータには、前記自動スイッチのオンにより自動作動モードが選択されると前記パルス形成回路のパルス信号を、予め定められた時間で個々に順次記憶する複数の記憶ユニットを有するメモリ手段と、前記パルス信号を記憶している前記複数の記憶ユニットの数を計数する計数手段と、前記払拭範囲のうち前記雨滴センサが取付けられる所定領域を前記ワイパブレードが作動中は、該所定領域を前記パルス信号が前記複数の記憶ユニットに記憶されるのを禁止するマスク範囲とするマスク手段と、前記計数手段の計数値に応じた標準間欠時間を、前記マイクロコンピュータに予め設定しておいたROMテーブルから選択する標準間欠時間選択手段と、前記標準間欠時間選択手段から得られた標準間欠時間と前記積分回路の積分値を演算し、該標準間欠時間を該積分値に応じて複数段階の間欠時間に補正する演算手段と、前記演算手段により補正された間欠時間が第1の閾値以下のときは前記ワイパモータを高速連続作動させ、該補正された間欠時間が前記第1の閾値より大きく第2の閾値より小さいときはワイパモータを低速連続作動させ、且つ、前記補正された間欠時間が前記第2の閾値以上のときは該補正された間欠時間でワイパモータを間欠作動させるように、前記出力回路を制御する作動判定手段とを備えていることを特徴とするワイパ制御装置。
Fターム (8件):
3D025AA01 ,  3D025AB01 ,  3D025AD01 ,  3D025AG11 ,  3D025AG18 ,  3D025AG21 ,  3D025AG42 ,  3D025AG78

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