特許
J-GLOBAL ID:200903001916222043

沸騰冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-246297
公開番号(公開出願番号):特開平11-087583
出願日: 1997年09月11日
公開日(公表日): 1999年03月30日
要約:
【要約】【課題】 受熱面5に対してCPU2がオフセットして取り付けられる場合でも、安定した冷却性能を確保できる沸騰冷却容器1を提供すること。【解決手段】 沸騰冷却容器1の内部に形成された冷媒槽7は、沸騰冷却容器1の厚さ方向において、その厚みが二段階に設けられ、CPU2の取付け部5aがオフセットされている側では厚く、その反対側では薄く形成されている。具体的には、CPU2の取付け部5aを中心として、その中心位置より上方の容積と下方の容積とが略同一となる様に設計されている。なお、受熱面5に投影した冷媒槽7の形状は、沸騰冷却容器1の全体に渡って形成されている。これにより、受熱面5と放熱面6が略垂直となる姿勢(サイドヒート)において、沸騰冷却容器1をどのような方向で設置しても、CPU2に対する冷媒液面の相対位置変化を少なくできるため、沸騰冷却容器1の姿勢変化に伴う能力変化を少なくできる。
請求項(抜粋):
発熱体が取り付けられる取付け部を含む受熱面を有し、内部に前記発熱体の熱を受けて沸騰する冷媒が封入される冷媒槽を形成する密閉容器を備え、冷媒の沸騰と凝縮の繰り返しにより前記発熱体を冷却する沸騰冷却装置であって、前記密閉容器は、前記受熱面の中心に対してオフセットして前記取付け部が規定され、且つ前記受熱面が略垂直となる姿勢で使用される時に、前記冷媒槽の容積のうち、前記取付け部の中心より上方の容積と下方の容積とが略同一となる様に設計されていることを特徴とする沸騰冷却装置。
IPC (4件):
H01L 23/427 ,  F28D 15/02 ,  F28D 15/02 102 ,  H05K 7/20
FI (4件):
H01L 23/46 A ,  F28D 15/02 M ,  F28D 15/02 102 H ,  H05K 7/20 Q

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