特許
J-GLOBAL ID:200903001917709272

数値制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-001294
公開番号(公開出願番号):特開平11-194808
出願日: 1998年01月07日
公開日(公表日): 1999年07月21日
要約:
【要約】【課題】 加工プログラムの全ての加工工程を実行し、オーバーライドスイッチを操作して得られたオーバーライド値に基づいて各加工工程の指令速度を書き換えるため、加工プログラムを実行する前に指令速度が調整できない、加工工程を限定して指令速度が調整できない、指令速度を調整前の状態に戻せない等の問題がある。【解決手段】 少なくとも加工工程ごとのオーバーライド値である工程単位オーバーライド値を含む加工工程情報PDを加工工程情報記憶部2に記憶する。加工工程情報変更部6は入力装置5からの入力データDATAに基づいて加工工程情報PDを変更する。共通オーバーライド指示部3に設けられたオーバーライドスイッチ等を操作して、各加工工程に共通なオーバーライド値である共通オーバーライド値COVを指示する。実行工程検出部8は実行工程番号EPNを送出する。加工プログラム実行部9は、実行中の加工工程に対応する加工工程情報PD(EPN)と共通オーバーライド値COVに基づいて指令速度を調整して、加工プログラムMDを実行する。
請求項(抜粋):
加工工程を複数有し、前記加工工程のうち少なくとも最初の加工工程に主軸の回転数及び送り軸の送り速度に関する指令速度が設定された加工プログラムを記憶する加工プログラム記憶手段と、少なくとも前記加工工程ごとのオーバーライド値である工程単位オーバーライド値を含む加工工程情報を記憶する加工工程情報記憶手段と、前記各加工工程に共通なオーバーライド値である共通オーバーライド値を指示する共通オーバーライド指示手段と、前記加工工程情報を表示装置に表示し、入力装置からの入力データに基づいて前記加工工程情報を変更する加工工程情報変更手段と、実行中の加工工程を検出する実行工程検出手段と、前記入力装置からの入力データに基づいて前記工程単位オーバーライド値の有効又は無効を決定し、前記工程単位オーバーライド値が有効な場合は、実行中の加工工程に対応する前記工程単位オーバーライド値と前記共通オーバーライド値とに基づいて前記指令速度を調整し、前記工程単位オーバーライド値が無効な場合は、前記共通オーバーライド値に基づいて前記指令速度を調整し、前記調整された指令速度に基づいて前記加工プログラムを実行する加工プログラム実行手段とを有することを特徴とする数値制御装置。
IPC (2件):
G05B 19/404 ,  B23Q 15/00 307
FI (2件):
G05B 19/18 E ,  B23Q 15/00 307 Z
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭63-285614
  • 特開昭60-207910
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-285614
  • 特開昭60-207910

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