特許
J-GLOBAL ID:200903001923176367

新規虚血・再灌流障害抑制剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-279368
公開番号(公開出願番号):特開平11-100322
出願日: 1997年09月29日
公開日(公表日): 1999年04月13日
要約:
【要約】【課題】 血流停止と血流の再開に伴う生体組織の障害を回避する為に使用でき、入手容易な虚血・再灌流障害抑制剤を提供する。【解決手段】下記構造式(I)に示す構造単位を含み、且つ下記(1)及び(2)に示す性質を有するヘパリン誘導体又はその薬理学的に許容される塩を有効成分として含む虚血・再灌流障害抑制剤。(1)ヘパリン分解酵素による分解とHPLC分析を組み合わせた二糖分析から算出した二糖組成において、2-デオキシ-2-スルファミノ-(4-デオキシ-2-O-スルホ-α-L-threo-hex-4-エノピラノシルウロン酸)-6-O-スルホ-D-グルコースのモル%が80%以上である。(2)標準血漿に6μg/mlの濃度で添加した際の活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)が50秒を越えない。構造式(I)【化1】
請求項(抜粋):
下記構造式(I)に示す構造単位を含み、且つ下記(1)及び(2)に示す性質を有するヘパリン誘導体又はその薬理学的に許容される塩を有効成分として含有することを特徴とする虚血・再灌流障害抑制剤。(1)ヘパリン分解酵素による分解と高速液体クロマトグラフィーによる分析を組み合わせた二糖分析から算出した二糖組成において、2-デオキシ-2-スルファミノ-(4-デオキシ-2-O-スルホ-α-L-threo-hex-4-エノピラノシルウロン酸)-6-O-スルホ-D-グルコースのモル%が80%以上である。(2)標準血漿に6μg/mlの濃度で添加した際の活性化部分トロンボプラスチン時間(activated partial thronboplastin time;APTT)が50秒を越えない。構造式(I)【化1】
IPC (2件):
A61K 31/725 ABN ,  C08B 37/10
FI (2件):
A61K 31/725 ABN ,  C08B 37/10
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特表平6-506685
  • 特開昭63-278901

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