特許
J-GLOBAL ID:200903001925195105
衛星通信システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
井出 直孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-038647
公開番号(公開出願番号):特開平6-252917
出願日: 1993年02月26日
公開日(公表日): 1994年09月09日
要約:
【要約】【目的】 複数の周辺局がスロットアロハ方式を用いて一つの中心局に時分割多重アクセスを行う衛星通信システムでトラフィックの増減に対応したトラフィック制御を行い、システムの不安定化を回避する。【構成】 複数の周辺局と、一つの中心局とを備え、スロットアロハ方式により時分割多重アクセスを行う衛星通信システムにおいて、周辺局は、データ送出の際に送信試行回数を付加し、中心局は、一定時間内に受信したデータ数とその送信試行回数の総和とを監視することにより、回線の混雑状態を判断し、これをトラフィックレベルとして周辺局に同報する。周辺局は、送信したデータに対して中心局の受信確認がなければ、これを再送するが、このとき乱数を発生させ、その乱数分だけスロット間隔をおいてから再送を行う。この乱数の範囲をトラフィックレベルによって変動させることにより、回線の混雑状態に対応して周辺局からのデータ送出頻度を抑制する。
請求項(抜粋):
衛星と、この衛星を介して通信を行う一つの中心局および複数の周辺局とを備えた衛星通信システムにおいて、前記周辺局はタイムスロット上にデータを送出する際にヘッダとしてそのデータの送信試行回数を付加する手段を含み、前記中心局は各タイムスロットにおける正常なデータ受信の有無を監視してデータの受信確認を前記周辺局に通知するとともに、一定時間内に受信したデータ数とその送信試行回数の総和とからトラフィック状態を判断してトラフィック状態を通知する情報を前記周辺局に対して同報する手段を含み、さらに、前記周辺局は前記中心局からの受信確認がなかったデータについては再度送信を行いそのときに乱数を発生して再送信までの待ち時間を決定する手段を含むことを特徴とする衛星通信システム。
IPC (3件):
H04L 12/28
, H04B 7/212
, H04J 3/00
FI (2件):
H04L 11/00 310 B
, H04B 7/15 C
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