特許
J-GLOBAL ID:200903001926481357

クメンヒドロペルオキシド開裂の生成物からの酸触媒の除去及び中和法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-317009
公開番号(公開出願番号):特開平8-259481
出願日: 1995年12月06日
公開日(公表日): 1996年10月08日
要約:
【要約】【課題】 クメンヒドロペルオキシドの硫酸開裂から得られた開裂生成物からフェノールを回収する改良された方法。【解決手段】 この方法は、開裂生成物を中和する段階と、水相及び有機相を形成する段階と、有機相をアセトンに富む流れとフェノールに富む流れとに分離する段階と、フェノールに富む流れからフェノールタールを除去する段階と、フェノールタールをクラッキングする段階とを含み、その改良点は、中和段階中に開裂生成物のpHを 4.0〜約 4.9に保つことを含み、これにより硫酸は重硫酸塩に転化され、開裂生成物には遊離硫酸が実質的に全く残留せず、プロセス設備の腐蝕が減少する。 この改良されたプロセスの結果、約4重量ppm 以下のクロムを含有するフェノールタール廃棄物流が得られる。
請求項(抜粋):
クメンヒドロペルオキシドの硫酸開裂から得られた開裂生成物からフェノールを回収する方法であって、開裂生成物を中和する段階と、水相及び有機相を形成する段階と、有機相をアセトンに富む流れとフェノールに富む流れとに分離する段階と、フェノールに富む流れからフェノールタールを除去する段階と、そしてフェノールタールをクラッキングする段階とを含む方法において、中和段階中に開裂生成物のpHを 4.0〜約 4.9に保ち、これにより硫酸が重硫酸塩に転化され、開裂生成物には遊離硫酸が実質的に全く残留せず、プロセス設備の腐蝕が減少する、改良された方法。
IPC (4件):
C07C 39/04 ,  C07C 37/08 ,  C07C 37/68 ,  C10C 1/00
FI (4件):
C07C 39/04 ,  C07C 37/08 ,  C07C 37/68 ,  C10C 1/00

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