特許
J-GLOBAL ID:200903001933364579

車輪駆動用軸受ユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-017095
公開番号(公開出願番号):特開2002-219903
出願日: 2001年01月25日
公開日(公表日): 2002年08月06日
要約:
【要約】【課題】 車輪支持用軸受ユニット1bと等速ジョイント2bとの結合を容易に行なえる構造で、分解作業も、特殊な工具を使用せずに容易に行なえる様にする。【解決手段】 ハブ4aの中心孔の外端部内周面の円周方向複数個所で、車輪支持用軸受ユニット1bと等速ジョイント2bとを結合する為の止め輪29の周囲部分に、凹入部51を形成する。上記中心孔の外端開口部に圧入支持したキャップ44の内側面に突設した複数の突片48を、上記各凹入部51に挿入する。分解作業時には、丸棒状の治具54により上記キャップ44を上記中心孔の内方に押し込む。そして、上記各突片48の先端部内周側面に形成したガイド傾斜面49により上記止め輪29の外周縁を径方向内方に押圧して、この止め輪29の直径を縮める。この状態で、上記キャップ44を突き破った治具54によりスプライン軸17の外端面を押し、このスプライン軸17をスプライン孔14から抜き取る。
請求項(抜粋):
内周面に複列の外輪軌道を有し、使用時にも回転しない外輪と、車輪を支持する為のフランジを外周面の外端寄り部分に、第一の内輪軌道を直接又は別体の内輪を介して外周面の中間部に、スプライン孔を中心部に、それぞれ設けると共に、外周面に第二の内輪軌道を形成した内輪を外周面の内端寄り部分に外嵌固定したハブと、上記各外輪軌道と上記第一、第二の各内輪軌道との間にそれぞれ複数個ずつ転動自在に設けられた転動体と、上記スプライン孔とスプライン係合するスプライン軸を外半部に設けると共に、内半部を等速ジョイントを構成する等速ジョイント用外輪とした駆動軸部材と、上記ハブの内周面に周方向に設けられた外径側係合部と、上記スプライン軸の外周面に周方向に設けられた内径側係合部と、弾性材製で全体を欠円環状に形成され、この内径側係合部と上記外径側係合部との間に掛け渡された状態で上記スプライン軸が上記スプライン孔から抜け出るのを防止する止め輪と、上記ハブの外端開口部に嵌合支持された状態でこの外端開口部を塞ぐキャップとを備えた車輪駆動用軸受ユニットに於いて、このキャップは軸方向内方に向く強い力に基づいて軸方向内方に変位自在であり、このキャップの内側面には、上記止め輪の一部との係合に基づいてこの止め輪の直径を弾性的に縮める係合部が設けられている事を特徴とする車輪駆動用軸受ユニット。
IPC (5件):
B60B 35/14 ,  B60B 27/02 ,  B60B 35/18 ,  F16C 19/18 ,  F16D 3/20
FI (5件):
B60B 35/14 U ,  B60B 27/02 L ,  B60B 35/18 A ,  F16C 19/18 ,  F16D 3/20 Z
Fターム (8件):
3J101AA02 ,  3J101AA43 ,  3J101AA54 ,  3J101AA62 ,  3J101AA72 ,  3J101BA54 ,  3J101BA77 ,  3J101GA03

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