特許
J-GLOBAL ID:200903001937764830

衝突予防方法とその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋本 正実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-099084
公開番号(公開出願番号):特開平10-288663
出願日: 1997年04月16日
公開日(公表日): 1998年10月27日
要約:
【要約】【課題】 自移動体についての運動パラメータの設定不要として、しかも他移動体の数には影響されることなく、他移動体との衝突/異常接近を回避すること。【解決手段】 現時点から単位時間経過後での他船舶A〜D各々による自船舶Zに対する危険界(扇状表示)が所定に表示されている状態で、自船舶Zの速力ベクトル4070がオペレータにより外部から随時、任意に設定されるに際し、そのベクトル4070の先端位置が何れの危険界内にも含まれないよう、設定される場合には、少なくとも当分の間、自船舶Zは他船舶A〜D各々との衝突や異常接近が回避されつつ、航行し得るものである。
請求項(抜粋):
東西南北平面上で、自移動体を含む2以上の移動体各々が任意の針路および速力を以て移動している状態で、自移動体の1以上の他移動体各々との衝突/異常接近を未然に回避するための衝突予防方法であって、自移動体では、単位時間毎に他移動体対応に方位、方位誤差、距離、距離誤差、針路および速力が直接間接に測定される度に、他移動体対応の方位および距離にもとづき、自移動体に対する、該他移動体各々についての相対位置が東西方向、南北方向の位置成分として、他移動体対応の針路および速力にもとづき、該他移動体各々についての速力ベクトルが東西方向、南北方向のベクトル成分として、他移動体対応の方位誤差および距離誤差のうち、少なくとも方位誤差にもとづき、該他移動体各々についての存在圏半径がそれぞれ求められた上、他移動体各々についての、上記東西方向、南北方向の位置成分と上記東西方向、南北方向のベクトル成分との和を単位時間経過後での中心位置とする存在圏が求められるとともに、自移動体の位置としての表示中心位置に、該表示中心位置を始点とする、他移動体各々についての上記速力ベクトルを平行移動せしめた状態として設定した状態で、該速力ベクトル各々の終点位置から、該当存在圏に接する状態として求められた2本の接線により囲まれる領域が、衝突/異常接近の可能性がある危険領域として可視表示されつつ、自移動体についての速力ベクトルが、該速力ベクトルの終点位置が上記危険領域の何れにも含まれないよう、外部から随時任意に設定される速力および針路にもとづき、他移動体各々についての速力ベクトルとともに可視状態として設定されるようにした衝突予防方法。
IPC (3件):
G01S 13/93 ,  G01S 13/60 ,  G08G 3/02
FI (3件):
G01S 13/93 S ,  G01S 13/60 S ,  G08G 3/02 A
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特公昭50-016631
  • 特公昭50-016631

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