特許
J-GLOBAL ID:200903001940715123
内燃機関の蒸発燃料処理装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-048491
公開番号(公開出願番号):特開平7-305662
出願日: 1995年03月08日
公開日(公表日): 1995年11月21日
要約:
【要約】【目的】 キャニスタ側と燃料タンク側からのベーパのパージ量の変化を考慮してパージ量を推定し、燃料噴射量を補正して精度良く空燃比制御を実行する。【構成】 直接燃料タンクから蒸発したベーパと、キャニスタから放出されたベーパとを電磁制御弁を介して吸気通路内にパージし、全体のパージ流量に基づいて空燃比制御を実行する内燃機関の蒸発燃料処理装置において、タンク側補正量演算手段で燃料タンクから制御弁を通じて直接吸気通路に供給されるペーパで変化する燃料噴射量の補正量を演算し、キャニスタ側補正量演算手段でキャニスタから制御弁を通じて吸気通路に供給されるベーパで変化する燃料噴射量の補正量を演算し、予想補正量演算手段で制御弁開度変化後の燃料噴射量の補正量をタンク側補正量とキャニスタ側補正量に基づいて予想する。空燃比フィードバック制御手段はこの燃料噴射量の予想補正量に基づいて燃料噴射量を補正する。
請求項(抜粋):
空燃比フィードバック制御手段によって空燃比が調整される内燃機関において、燃料タンクで発生した蒸発燃料がベーパ通路を通じて流入するタンクポート、内燃機関の吸気通路にパージ通路を通じて蒸発燃料を排出するパージポート、および大気に連通する大気ポートとを備え、前記タンクポートとパージポートとは中継室を介して連絡されていると共に、この中継室と前記大気ポートとの間に前記蒸発燃料の吸着部材が内蔵されたキャニスタと、前記パージ通路の途中に設けられ、弁の開度を変化させてこのパージ通路の通路面積を調節可能な制御弁とを備えて構成される蒸発燃料処理装置であって、前記燃料タンクで発生した蒸発燃料が直接前記制御弁を通過して前記吸気通路に供給されることにより変化する空燃比を補正するための燃料噴射量の補正量を演算するタンク側補正量演算手段と、前記キャニスタの吸着部材から放出された蒸発燃料が前記制御弁を通過して前記吸気通路に供給されることにより変化する空燃比を補正するための燃料噴射量の補正量を演算するキャニスタ側補正量演算手段と、前記制御弁からの開度信号と前記タンク側補正量演算手段とキャニスタ側補正量演算手段からの燃料噴射量の補正量が入力され、前記制御弁開度が変化した後の燃料噴射量の補正量を、前記タンク側補正量と前記キャニスタ側補正量に基づいて予想する予想補正量演算手段とを備え、前記空燃比フィードバック制御手段がこの燃料噴射量の予想補正量に基づいて燃料噴射量を補正することを特徴とする内燃機関の蒸発燃料処理装置。
IPC (3件):
F02M 25/08 301
, F02D 41/02 330
, F02D 41/14 310
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