特許
J-GLOBAL ID:200903001941419340

3次元空間高調波を保存するマルチチャンネルサラウンドサウンドマスタリングおよび再生方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井ノ口 壽
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-578151
公開番号(公開出願番号):特表2003-531555
出願日: 2000年10月06日
公開日(公表日): 2003年10月21日
要約:
【要約】複数の別々のラウドスピーカを介して、オリジナルの音場の空間高調波と実質的に正確に一致する空間高調波によって音場を再生する複数のモノラルまたは指向性サウンド信号から音場を記録または伝送する方法。空間高調波を保存するため、モノラル音源はマスタリングの間、すべてのスピーカチャンネルの寄与を使用するように配置される。もしスピーカの特定の構成が、マスタリングの間に想定されるものと異なれば、スピーカ信号は、異なるスピーカ構成により再生された音場の空間高調波がオリジナルの音場の高調波と一致するように、家庭、劇場または他のサウンド再生場所で再マトリクス化される。代替方法には、指向性マイク信号、またはそれらの空間高調波成分を記録または伝送し、次にこれらの信号をサウンド再生場所で、特定のスピーカ配置を考慮に入れてマトリクス化することが含まれる。これらの方法は、2次元音場およびより一般的な3次元のケースの双方について説明され、後者は球面調和関数の使用に基づく。
請求項(抜粋):
少なくとも4つのスピーカの1つに個別に供給する少なくとも4つの複数のチャンネルを有するサラウンドサウンドシステムを介して、所定の周波数範囲上での音場再生のための音場の処理方法であって、 音場の多重信号を取得する段階と、および 取得した音場信号を、複数のチャンネルの個別のチャンネルに全周波数領域についての相対利得のセットと共に送り出す段階とを含み、前記セットは関係式を解くことにより決定され、該関係式は、(1)傾聴エリア周囲の選択されたスピーカ位置であって、ただし通常の幾何学的、共面パターンには制約されない位置を含み、かつ(2)音場の複数の3次元空間高調波の各々を実質的に保存し、 それによって、前記選択された位置に配置されたスピーカから再生された音場が、取得された音場の複数の3次元空間高調波を実質的に再生する、方法。
IPC (2件):
H04S 3/02 ,  H04R 3/00 310
FI (2件):
H04S 3/02 ,  H04R 3/00 310
Fターム (1件):
5D020AD04
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特表平6-506092
  • 音響処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-185831   出願人:日本コロムビア株式会社
  • 特表平5-505298
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