特許
J-GLOBAL ID:200903001944341830

オンラインリアルタイム処理システムにおける浮動排他制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-240222
公開番号(公開出願番号):特開平6-089192
出願日: 1992年09月09日
公開日(公表日): 1994年03月29日
要約:
【要約】【目的】 コンピュータのオンラインリアルタイム処理システムにおける資源の排他制御方式に関して、諸元を越えた資源数に対して、排他制御を可能にする。【構成】 トランザクション処理プログラム41〜4nから、排他制御要求を受けたロックID割り当て手段5は、トランザクション処理プログラム41〜4nから通知された資源名とロックIDの対応付けを行ない、対応付けがないときは、資源名と対応付けられていないロックIDと対応付けを行ない、トランザクション処理プログラム41〜4nから排他制御の解除要求が行なわれ、カウンタが0になった場合に、ロックIDと資源名との対応付けを切り離し、別のトランザクション処理プログラム41〜4nの排他制御要求時に新たにロックIDと資源名を対応付け、ロックIDと資源名との対応付けを浮動的に行なう。
請求項(抜粋):
複数タスク上で非同期的に動作し端末から入力されたメッセージの要求にしたがってオンラインリアルタイム処理を行う複数個のトランザクション処理プログラムと、前記トランザクション処理プログラムを起動,制御するトランザクション処理基盤と、前記トランザクション処理基盤内において資源に対する排他制御をあらかじめ決められたロックIDによって行う固定資源ロック制御手段とを備えたオンラインリアルタイム処理システムにおいて、前記固定資源ロック制御手段のロックIDと資源名とその資源に対するロックの有無を示すカウンタとを格納するロックID対応付けテーブルと、前記トランザクション処理プログラムよりある資源名に対するロックが要求されると、前記ロックID対応付けテーブルを検索し、既に登録されているならばその資源名に対応するカウンタ値を+1した後、前記固定資源ロック制御手段にその資源名に対応するロックIDに対してロックを要求し、もし登録されていないならば、対応付けが行われていないロックIDに資源名を登録した上でその資源名に対応するカウンタ値を+1した後前記固定資源ロック制御手段に当該のロックIDに対するロックを要求し、前記トランザクション処理プログラムよりある資源名に対するアンロックが要求されると、前記ロックID対応付けテーブルを検索し、既に登録されているならば、前記固定資源ロック制御手段にその資源名に対応するロックIDに対してアンロックを要求を行った後、その資源名に対応するカウンタ値を-1し、このとき、カウンタが0になった場合には、その資源名の登録をロックIDの項目から抹消するロックID割り当て手段とを有することを特徴とするオンラインリアルタイム処理システムにおける浮動排他制御方式。
IPC (2件):
G06F 9/46 340 ,  G06F 15/00 310
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平3-294931
  • 特開昭57-207957
  • 特開平4-058334
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