特許
J-GLOBAL ID:200903001945312604

溶液製膜方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-019390
公開番号(公開出願番号):特開平5-185443
出願日: 1992年01月09日
公開日(公表日): 1993年07月27日
要約:
【要約】【目的】 搬送ローラ上に異物が成長するのを押さえ、しかもローラ洗浄作業の回数を著しく減じることの出来るセルローストリアセテートセフィルムの溶液製膜方法を提供する。【構成】 剥離された該フイルム中の平均残留溶剤比率が40〜50重量%の条件では、フィルムは昇温してもフイルムの中央領域の部分は粘着化しにくく、付着汚れを発生させないのであるが、実験の結果、フィルム中の平均残留溶剤が40重量%以上の場合、フィルムの両端部の溶剤重量%はそれ以上であり、しかも乾燥風からの伝熱で昇温する為、両端部において付着汚れが発生することがあることが判明した。本発明において、搬送ローラの前記フィルム端部より少くとも内側30mmまでの領域の表面温度を20°C以下に冷却する。
請求項(抜粋):
セルローストリアセテートの溶液を表面温度20°C以下に冷却した支持体上に流延し、該支持体上でセルローストリアセテートフィルムを乾燥と冷却によって凝固せしめ、該凝固したフィルムを支持体より剥離し、搬送ローラで搬送しながら乾燥するセルローストリアセテートフィルムの溶液製膜方法に於いて、該支持体から剥離された該フィルム中の溶剤の重量比率が40重量%以上の場合、前記搬送ローラの前記フィルム端部より少くとも内側30mmまでの領域の表面温度を20°C以下に冷却する事を特徴とするセルローストリアセテートフイルムの溶液製膜方法。
IPC (6件):
B29C 41/24 ,  C08J 5/18 CEP ,  G03C 1/795 ,  B29K 1:00 ,  B29L 7:00 ,  C08L 1:00

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