特許
J-GLOBAL ID:200903001951910831

PLL周波数シンセサイザ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-005220
公開番号(公開出願番号):特開平9-200048
出願日: 1996年01月16日
公開日(公表日): 1997年07月31日
要約:
【要約】【課題】発振信号の停止時においてロック検出器がロック検出状態に固定されるのを防止して異常周波数での動作を防止する。【解決手段】基準分周器11は発振信号OSCを分周して基準信号LDRを出力し、比較分周器12は周波数信号fvを分周して比較信号LDPを出力する。位相比較器13は信号LDR,LDPの位相を比較して位相差信号φR,φPを出力する。チャージポンプ14は信号φR,φPに基づいた電圧信号Doを出力し、LPF15は電圧信号Doに基づく制御電圧信号VT を出力する。VCO16は制御電圧信号VT に応じた周波数信号fvを出力する。ロック検出器54は信号φR,φPに基づいて比較信号LDPが基準信号LDRにロックしたことを検出する。ロック検出器54の信号検出回路56は、発振信号OSCが停止したことを検出したとき、検出器54の検出結果を無効化する。
請求項(抜粋):
入力される制御電圧信号の電圧値に応じた周波数信号を出力する電圧制御発振器と、所定周波数の発振信号を基準周波数に分周して基準信号を出力する基準分周器と、前記電圧制御発振器の周波数信号を分周することにより比較信号を出力する比較分周器と、前記基準信号の位相と前記比較信号の位相とを比較し、その比較結果に基づく第1及び第2の位相差信号を出力する位相比較器と、前記第1,第2の位相差信号に基づいた電圧信号を出力するチャージポンプと、前記電圧信号に基づく制御電圧信号を前記電圧制御発振器に出力するローパスフィルタと、前記第1及び第2の位相差信号と前記発振信号とに基づいて前記比較信号の位相が基準信号の位相にロックしたことを検出するためのロック検出器とを備え、外部からの設定周波数と周波数信号の周波数とを一致させるようにしたPLL周波数シンセサイザにおいて、前記ロック検出器は、前記発振信号が停止したかどうかを検出し、発振信号が停止したことを検出したとき、該ロック検出器の検出結果を無効化するための信号検出回路を備えるPLL周波数シンセサイザ。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-334127
  • 特開平4-334127

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