特許
J-GLOBAL ID:200903001952600577
工作機械の制御装置及び制御方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-009414
公開番号(公開出願番号):特開平9-192974
出願日: 1996年01月23日
公開日(公表日): 1997年07月29日
要約:
【要約】【課題】 インクリメンタル方式エンコーダを備えた工作機械の制御装置及び制御方法における原点復帰時の制御装置及び制御方法を簡略化し、さらに加工精度の向上をも実現する。【解決手段】 従来の近接感知スイッチ等の替わりに突起部材と接触することにより可動部の進行方向と逆方向の摩擦力または摩擦トルクを発生する摩擦力発生部材を配設し、その摩擦力または摩擦トルクを原点復帰を行う際の原点位置の認識に利用し、構成を簡略化する。接触部は、点または可動部の運動方向に直交する線分とし、接触による摩擦力または摩擦トルクの発生パターンを単純化する。また、接触部は各突起部材に固有の形態として、複数の突起部材による摩擦力または摩擦トルクの識別を可能とする。さらに、原点復帰動作以外の動作時に、摩擦力または摩擦トルクを相殺し補償する補償トルクを発生させ、速度波形及び力もしくはトルク波形の乱れを未然に防止する。
請求項(抜粋):
加工対象物が載置される可動部と、前記可動部に配設された突起部材と、前記可動部の運動範囲内における所定範囲で前記突起部材と接触し、前記可動部の絶対位置の原点または原点近傍の位置認識用信号としての摩擦力または摩擦トルクを発生する摩擦力発生部材が配設された固定部と、前記可動部に軸支された枢軸を有し、前記枢軸を回転させることにより前記可動部を可動にするサーボモータと、前記サーボモータの動作の駆動力若しくはトルクまたは速度並びに前記摩擦力または摩擦トルクを検出し、検出信号を発生するインクリメンタル方式エンコーダと、前記検出信号に基づき、前記可動部についての位置情報及び速度情報を生成し、前記サーボモータの動作の駆動力若しくはトルクまたは速度を制御する数値制御装置とを備えたことを特徴とする工作機械の制御装置。
IPC (2件):
B23Q 5/52
, B23Q 15/00 309
FI (2件):
B23Q 5/52 P
, B23Q 15/00 309 Z
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