特許
J-GLOBAL ID:200903001958610868

スクロール圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-212498
公開番号(公開出願番号):特開平6-058269
出願日: 1992年08月10日
公開日(公表日): 1994年03月01日
要約:
【要約】【構成】 圧縮ガス導入により旋回スクロール3を押圧する圧力室Aを形成するシリンダ16を、開口部が旋回スクロール背面に近接対向する配置で機体ケーシング側に固定支持し、摺動自在にシリンダ開口部に嵌合させたシールリング18を旋回スクロール側に付勢する付勢手段21を設け、旋回スクロール背面とシールリング18との間からのリークガスにより旋回スクロール3から離間する側への圧力fbを受ける離間用受圧面22をシールリング18に形成し、旋回スクロール押圧付勢状態で付勢手段21の付勢力faと離間用受圧面22の受圧力fbとの平衡により、シールリング18を旋回スクロール背面との間に微小リーク間隙Xが形成される浮遊状態に保つ構成とし、付勢手段構成部材として、スクロール駆動停止状態でシールリング18と旋回スクロール背面との接触状態を保つようにシールリング18を常時付勢するスプリング21sを設けてある。【効果】 耐久性向上、構造の簡略化とともに、高い立ち上がり性能を得る。
請求項(抜粋):
旋回スクロール(3)と固定スクロール(1)とにより圧縮したガスの導入により、前記旋回スクロール(3)を固定スクロール側に押圧する圧力室(A)を前記旋回スクロール(3)の背面側に設けたスクロール圧縮機であって、前記圧力室(A)を形成する有底のシリンダ(16)を、その開口部が前記旋回スクロール(3)の背面に近接対向する配置で機体ケーシング側に固定支持し、前記シリンダ(16)と前記旋回スクロール(3)の背面との間をシールするシールリング(18)を、前記旋回スクロール(3)に対する遠近方向に摺動自在な状態で前記シリンダ(16)の開口部に気密に嵌合させ、前記シールリング(18)を旋回スクロール側に付勢する付勢手段(21)を設けるとともに、その付勢手段(21)の付勢力に抗して前記旋回スクロール(3)の背面と前記シールリング(18)との間からシリンダ外部の低圧域にリークするガスにより前記旋回スクロール(3)から離間する側への圧力を受ける離間用受圧面(22)を前記シールリングに形成し、前記圧力室(A)への圧縮ガス導入による旋回スクロール押圧付勢状態において、前記付勢手段(21)の付勢力(fa)と前記離間用受圧面(22)の受圧力(fb)との平衡により、前記シールリング(18)を前記旋回スクロール(3)の背面との間に微小リーク間隙(X)が形成される浮遊状態に保つ構成とし、前記付勢手段(21)の構成部材として、前記旋回スクロール(3)の駆動停止状態で前記シールリング(18)が前記旋回スクロール(3)の背面に接触する状態を保つように前記シールリング(18)を常時付勢するスプリング(21s)を設けたスクロール圧縮機。
IPC (2件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 18/02

前のページに戻る