特許
J-GLOBAL ID:200903001962132938

高セタン価低硫黄ディーゼル軽油の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋元 輝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-245565
公開番号(公開出願番号):特開2000-073072
出願日: 1998年08月31日
公開日(公表日): 2000年03月07日
要約:
【要約】【課題】 低セタン価、高硫黄濃度の石油蒸留留出油からセタン価45以上、硫黄濃度350ppm未満で貯蔵安定性に優れた高セタン価低硫黄ディーゼル軽油を製造する方法を提供する。【解決手段】 特定の低セタン価、高硫黄濃度、沸点を有する石油蒸留留出油を、多孔性固体酸担体に特定の水素化活性金属を担持させた触媒の存在下、特定の温度、圧力で水素と接触させて、セタン価を45以上、硫黄濃度350ppm未満の水素化処理油を得る第一工程と、得られた水素化処理油を、多孔性担体に前記水素化活性金属を担持させた触媒の存在下 特定の温度、圧力で水素と接触させて、セタン価、硫黄濃度は変化させずに、貯蔵安定性に優れた水素化処理油を得る第二工程からなる。
請求項1:
セタン価20以上45未満、硫黄濃度350ppm以上、沸点200〜430°Cの範囲にある石油蒸留留出油を、多孔性固体酸担体にクロム、モリブデン、タングステン、コバルト、ニッケルから選ばれる1種又は2種以上の水素化活性金属を担持させた水素化処理触媒の存在下、温度320°C〜500°C、圧力30〜110kg/cm2 の条件で水素と接触させて、セタン価を45以上、硫黄濃度350ppm未満の水素化処理油を得る第一工程と、第一工程の水素化処理油を、多孔性担体にクロム、モリブデン、タングステン、コバルト、ニッケルから選ばれる1種又は2種以上の水素化活性金属を担持させた水素化処理触媒の存在下 温度200〜400°C、圧力30〜110kg/cm2 の条件で水素と接触させて、セタン価、硫黄濃度は変化させずに、貯蔵安定性に優れた水素化処理油を得る第二工程からなることを特徴とする高セタン価低硫黄ディーゼル軽油の製造方法。
IPC (3件):
C10G 65/12 ,  C10G 45/08 ,  C10L 1/08
FI (3件):
C10G 65/12 ,  C10G 45/08 Z ,  C10L 1/08
Fターム (5件):
4H029CA00 ,  4H029DA00 ,  4H029DA09 ,  4H029DA11 ,  4H029DA12
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 低硫黄ディーゼル軽油の製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-190288   出願人:日本石油株式会社, 日本石油精製株式会社
  • 軽油の高品質化処理法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-351607   出願人:財団法人石油産業活性化センター, コスモ石油株式会社
  • 特開昭63-291985
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審査官引用 (5件)
  • 低硫黄ディーゼル軽油の製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-190288   出願人:日本石油株式会社, 日本石油精製株式会社
  • 軽油の高品質化処理法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-351607   出願人:財団法人石油産業活性化センター, コスモ石油株式会社
  • 特開昭63-291985
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