特許
J-GLOBAL ID:200903001965522257

双方向伝送用分散補償器及びそれを用いた光通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 絹谷 信雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-278314
公開番号(公開出願番号):特開2000-115075
出願日: 1998年09月30日
公開日(公表日): 2000年04月21日
要約:
【要約】【課題】 より経済的で高品質の光伝送を実現する双方向伝送用分散補償器及びそれを用いた光通信システムを提供する。【解決手段】 第一光サーキュレータ3-1に入力された上り回線の波長多重信号光1-1がEr添加光ファイバ7-1で増幅され、WDMフィルタ9-1で複数の波長帯に分波され、各々チャープトグレーティング素子10-1,2で反射されWDMフィルタ9-1に戻って合波され、第一光サーキュレータ3-1に戻り出力される。第二光サーキュレータ3-2に入力された下り回線の波長多重信号光2-1がEr添加光ファイバ7-2で増幅され、WDMフィルタ9-2で複数の波長帯に分波され、各々チャープトグレーティング素子10-3,4で反射されてWDMフィルタ9-2に戻って合波され、第二光サーキュレータ3-2に戻り出力される。
請求項(抜粋):
複数のポートを有する第一光サーキュレータを設け、この第一光サーキュレータの第一ポートに上り回線の波長多重信号光を入力するものとし、この第一ポートの順方向となる第二ポートに第一Er添加光ファイバを接続すると共にこの第一Er添加光ファイバに励起光を注入し、この第一Er添加光ファイバに上り回線及び下り回線の信号光を分波して取り出すWDMカプラの一方の入力端を接続し、このWDMカプラの上り回線出力端に上り回線の信号光を複数の波長帯に分波する第一WDMフィルタを接続し、この第一WDMフィルタの各分波出力端に信号光を波長に応じ遅延させて反射するチャープトグレーティング素子をそれぞれ接続することにより、反射された各信号光が前記第一WDMフィルタで合波されて前記WDMカプラ及び第一Er添加光ファイバを経由して前記第一光サーキュレータの第二ポートに戻り、この第二ポートの順方向となる第三ポートより上り回線の波長多重信号光として出力されるように構成し、複数のポートを有する第二光サーキュレータを設け、この第二光サーキュレータの第一ポートに下り回線の波長多重信号光を入力するものとし、この第一ポートの順方向となる第二ポートに第二Er添加光ファイバを接続すると共にこの第二Er添加光ファイバに励起光を注入し、この第二Er添加光ファイバに前記WDMカプラの他方の入力端を接続し、このWDMカプラの下り回線出力端に下り回線の信号光を複数の波長帯に分波する第二WDMフィルタを接続し、この第二WDMフィルタの各分波出力端に信号光を波長に応じ遅延させて反射するチャープトグレーティング素子をそれぞれ接続することにより、反射された信号光が前記第二WDMフィルタで合波されて前記WDMカプラ及び第二Er添加光ファイバを経由して前記第二光サーキュレータの第二ポートに戻り、この第二ポートの順方向となる第三ポートより下り回線の波長多重信号光として出力されるように構成したことを特徴とする双方向伝送用分散補償器。
IPC (4件):
H04B 10/02 ,  H04B 10/18 ,  H01S 3/10 ,  H04B 10/24
FI (3件):
H04B 9/00 M ,  H01S 3/10 Z ,  H04B 9/00 G
Fターム (13件):
5F072AB09 ,  5F072AK06 ,  5F072KK07 ,  5F072RR01 ,  5F072YY17 ,  5K002BA04 ,  5K002BA05 ,  5K002BA21 ,  5K002CA09 ,  5K002CA13 ,  5K002DA02 ,  5K002DA42 ,  5K002FA01

前のページに戻る