特許
J-GLOBAL ID:200903001967488188
チルト解除機構を備えたステアリング装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高橋 昌久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-204237
公開番号(公開出願番号):特開平10-029545
出願日: 1996年07月15日
公開日(公表日): 1998年02月03日
要約:
【要約】【課題】 衝突時におけるチルト解除に必要な爆発力を最小限に抑えて火薬の消費量を低減するとともに、衝突からチルト解除までの応答性を向上して衝突時における搭乗者の身体保護を確実になし得るステアリング装置のチルト解除機構を提供する。【解決手段】 ステアリングシャフトのチルト状態を解除するチルト解除機構を備えた車両のステアリング装置において、前記チルト解除機構は、ステアリングコラムに取付けられたレバーサポートに支軸を介して回転自在に支持されて前記ロック機構の係合あるいは解除操作にするロックレバーと、前記レバーサポートに設けられた火薬室と、前記ロックレバーに固定されて前記火薬室内に臨む作動体とを備え、前記火薬室内における火薬の爆発力を前記作動体に作用させて前記ロックレバーを前記支軸廻りに回動させ、前記チルト状態を解除するように構成される。
請求項(抜粋):
車両の運転席に略上下方向に亘って支持されたステアリングコラムの内部に、上部にステアリングホイールが固着されたステアリングシャフトを回転自在に支持するとともに、該ステアリングシャフトをその中間屈曲部にて前記運転席の方向にチルトさせて装備し、前記屈曲部には、前記ステアリングシャフトのチルト状態をロックするロック機構と、該ロック機構の係合を解除して前記チルト状態を解除するチルト解除機構とを備えた車両のステアリング装置において、前記チルト解除機構は、前記ステアリングコラムに取付けられたレバーサポートに支軸を介して回転自在に支持されて前記ロック機構の係合あるいは解除操作するロックレバーと、前記レバーサポートに設けられた火薬室と、前記ロックレバーに固定されて前記火薬室内に臨む作動体とを備え、前記火薬室内における火薬爆発力を前記作動体に作用させ、該作動体を介して前記ロックレバーを前記支軸廻りに回転させて、前記チルト状態を解除するように構成してなることを特徴とするチルト解除機構を備えたステアリング装置。
IPC (3件):
B62D 1/19
, B60R 21/32
, B62D 1/18
FI (3件):
B62D 1/19
, B60R 21/32
, B62D 1/18
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