特許
J-GLOBAL ID:200903001968155280

鉄道車両用空気ばね装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 孝一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-289122
公開番号(公開出願番号):特開2003-097625
出願日: 2001年09月21日
公開日(公表日): 2003年04月03日
要約:
【要約】【課題】 従来の使用構造を大幅に改造する必要がなく、全体をコンパクトかつ低コストに、しかも本来の空気ばね特性を損わない構成としながら、摺動作用に伴う局部的な摩滅、破損等を抑制し耐久性の著しい増進が図れるようにする。【解決手段】 ベローズ形空気ばね本体15のうち小径側の環状隆起部13に近い箇所で曲線走行時にリング状止め金具17に対して摺動する弾性ゴム10部分の外面に、リング状止め金具17側が最も厚肉で遠ざかるほど漸次薄肉となるような肉厚変化を持つ補強ゴム1が加硫接着されている。この補強ゴム1は、弾性ゴム10の硬度に対して15度以上の硬度差を有し、かつ、それ自体は90度未満の硬度に設定されている。
請求項(抜粋):
繊維補強した弾性ゴムがベローズ形に巻回され、かつ、小径側端部及び大径側端部にはそれぞれビードリングを埋設した環状隆起部が形成されてなるベローズ形空気ばね本体における小径側の環状隆起部及び大径側の環状隆起部を鉄道車両の台車側及び台車の上方部に配置の車体上部構造側に固定された小径及び大径のリング状止め金具にそれぞれ弾性密着状態に固定保持させることにより、空気ばね本体を台車と車体上部構造との間に介在させている鉄道車両用空気ばね装置において、上記ベローズ形空気ばね本体のうち、少なくとも小径側の環状隆起部に近い箇所で小径リング状止め金具に対し摺動する弾性ゴム部分の外面に、リング状止め金具側が最も厚肉で止め金具から遠ざかるほど漸次薄肉となるような肉厚変化を持つ補強ゴムが加硫接着されており、この補強ゴムの硬度は空気ばね本体を構成する弾性ゴムの硬度に対して15度以上の硬度差を有し、かつ、補強ゴム自体は90度未満の硬度に設定されていることを特徴とする鉄道車両用空気ばね装置。
IPC (3件):
F16F 9/04 ,  B61F 5/10 ,  F16J 3/04
FI (4件):
F16F 9/04 ,  B61F 5/10 B ,  F16J 3/04 B ,  F16J 3/04 Z
Fターム (16件):
3J045AA03 ,  3J045AA04 ,  3J045AA05 ,  3J045AA14 ,  3J045BA01 ,  3J045BA02 ,  3J045BA03 ,  3J045CB10 ,  3J045CB11 ,  3J045CB12 ,  3J045CB15 ,  3J045DA05 ,  3J045EA10 ,  3J069AA24 ,  3J069DD39 ,  3J069DD47
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平4-228361
  • 特開昭55-082832
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-228361
  • 特開昭55-082832

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