特許
J-GLOBAL ID:200903001969722935

磁場計測結果を用いた磁場発生源の推定手法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-306744
公開番号(公開出願番号):特開平6-154185
出願日: 1992年11月17日
公開日(公表日): 1994年06月03日
要約:
【要約】【目的】測定された磁場分布から生体内部の電流分布を推定する際、推定される未知量の数よりも測定データの数が少ないことに起因する解の不確定性を改善する。【構成】生体内部をボクセルに分け、全てのボクセルの電流推定値qijkの初期値から下記の手順の繰返しにより電流の連続性を満たす電流分布のうちでコスト関数Eを最小にするqijkをさぐり出して最適推定値とする。(1)全てのボクセルについて電流値qijkをq'ijkに試しに遷移させる。遷移は電流の連続性を満たす分布への遷移に限る。(2)試し状態q'ijkでのコスト関数の値E'を計算し、前状態での値E との差DEを計算する。(3)DEが負であればqijkをq'ijkで置き換えることにより推定値を更新する。
請求項(抜粋):
被験体外部において測定した磁場分布から、被験体内部の磁場発生源となっている電流分布を推定するための推定手法において、各ボクセルにおいて電荷の保存則を保ったまま、各ボクセルの電流推定値を試しに変化させ、これら電流推定値から計算によって求まる被験体外部の磁場測定点における磁場と、この点における実際の測定値との差の全ての測定点にわたる和を含む関数の前記電流推定値を変化させたことに起因する差を計算し、この差が負であれば各ボクセルの電流推定値の値を試しに変化させた後の値で置き換えることにより各ボクセルの電流推定値の値を更新して行くことを特徴とする磁場発生源の推定手法。
IPC (4件):
A61B 5/05 ,  G01R 33/00 ,  G01R 33/035 ,  G01R 33/10

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