特許
J-GLOBAL ID:200903001977129933

絶縁電線の欠陥検出装置及びその方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-162584
公開番号(公開出願番号):特開平11-352106
出願日: 1998年06月10日
公開日(公表日): 1999年12月24日
要約:
【要約】【課題】 ヒレ付絶縁電線について異常をより正確に判定する。【解決手段】 絶縁電線を検査孔に挿通し、検査孔内における絶縁電線の導体の位置を変位センサによって検出すると共に、検査孔を挟んで少なくとも一対対称配置された磁界センサによって絶縁電線の周囲の磁界を検出し、対を構成する磁界センサの出力差と変位センサによる導体の位置と所定の演算式に基づいて算出された磁界センサの出力差との差異を出力する装置において、各磁界センサ毎に設けられ、導体の中心の検査孔の中心からの変位に応じた磁界を異なる極性で検出する少なくとも一対の補正磁界センサと、補正磁界センサによって補正された各磁界センサの出力の差を出力する差信号出力手段と、変位センサの出力と補正磁界センサによる磁界センサの出力の補正をも加味した演算式とに基づいて磁界センサの出力差を出力する演算装置とを備える。
請求項(抜粋):
検査対象物である絶縁電線を検査孔に挿通し、検査孔内における絶縁電線の導体の位置を変位センサによって検出すると共に、前記検査孔を挟んで少なくとも一対対称配置された磁界センサによって活線状態にある絶縁電線の周囲の磁界を検出し、対を構成する磁界センサの出力差と変位センサによって検出された導体の位置と所定の演算式に基づいて理論的に算出された磁界センサの出力差との差異を出力する絶縁電線の欠陥検出装置において、前記各磁界センサ毎に設けられ、導体の中心の検査孔の中心からの変位に応じた磁界を異なる極性で検出する少なくとも一対の補正磁界センサと、補正磁界センサの出力によって補正された各磁界センサの出力を入力とし、その差を出力する差信号出力手段と、変位センサの出力と前記補正磁界センサによる磁界センサの出力の補正をも加味した演算式とに基づいて磁界センサの出力差を理論的に算出して出力する演算装置と、を備えることを特徴とする絶縁電線の欠陥検出方法。
IPC (2件):
G01N 27/82 ,  G01B 7/34
FI (2件):
G01N 27/82 ,  G01B 7/34 Z

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