特許
J-GLOBAL ID:200903001980981322

2極生検装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-028719
公開番号(公開出願番号):特開平5-337114
出願日: 1993年02月18日
公開日(公表日): 1993年12月21日
要約:
【要約】【目的】 生検目的または他の目的のために使用することのできる組織標本採取用の2極生検装置を提供する。【構成】 細長い可撓性の管状部材10、この管状部材10の先端に取り付けられた切断ヘッド30、管状部材10の内部を延在するコアーワイヤー28、および管状部材10の基端に備えられてコアーワイヤー28を操作するハンドル35を有する。切断ヘッド30は、管状部材10の先端の固定部材65と、この固定部材65に対して枢動可能な可動部材75とを有しており、両方の部材65,70にはそれぞれ電極面90,95が備えられている。これらの電極面90,95は互いに絶縁された状態で外部電源に連結されており、これら電極面が合わされて電圧が印加されるとアークを発生して組織標本を切断できるようにされている。切断された組織標本は、可動部材70を閉じることによって固定部材65とともに形成する内部空洞80の中に保持されて採取される。
請求項(抜粋):
a.基端、先端、および前記基端から前記先端へ延在しているルーメンを有する細長い柔軟な管状部材と、b.前記基端に取り付けられたハンドルと、c.前記ルーメンを通って延在しているコアーワイヤーであって、該コアーワイヤーの往復運動を容易にするために前記ハンドルに取り付けられている前記コアーワイヤーと、d.前記管状部材の先端に取り付けられた切断ヘッドであって、i. 第1電極面を有し、前記管状部材の前記先端に取り付けられた中空の固定部材、およびii. 第2電極面を有し、前記固定部材に対して可動な中空のカップ形部材、を含んでいる前記切断ヘッドと、e.前記切断ヘッドを回転可能に軸承する軸受手段と、f.前記管状部材の前記基端から前記第1および第2電極面へ延在して、前記第1および第2電極面を横断して電圧を印加する導電手段と、を含んでいる2極生検装置。

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