特許
J-GLOBAL ID:200903001981263148

二酸化炭素固定方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 志賀 富士弥 ,  橋本 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-236765
公開番号(公開出願番号):特開2004-073978
出願日: 2002年08月15日
公開日(公表日): 2004年03月11日
要約:
【課題】二酸化炭素を効率的かつ低廉に分離する。【解決手段】イオン供給源物質が供給される正極11と被処理ガスが供給される負極12とを設けた固体電解質10と、固体電解質10に直流電圧を印加して負極において被処理ガス中の二酸化炭素を炭酸塩として分離固定すると共に、位相を逆転することで分離固定した二酸化炭素の取り出しをも可能とする電源13と、を具備した二酸化炭素固定装置において、前記電源の回路に、抵抗が可変である制限抵抗21を設けると共に、制限抵抗21の抵抗を調節することで、固体電解質10に印加する電力を制御する図示省略した制限手段を設ける。制御手段は、分離固定した二酸化炭素の取り出しの際、制限抵抗21の抵抗を調節して、固体電解質10に印加する電力を制御し、負極12側に吸蔵した炭酸塩を溶融させて、固定した二酸化炭素の連続的な取り出しを可能とさせ、一層の二酸化炭素除去の効率化を図る。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
正極と負極とを設けた固体電解質の正極に、イオン供給源物質を接触させ、かつ、この固体電解質の負極に、被処理ガスを接触すると共に、当該両極間に直流電圧を印加することにより、前記負極側にガス中の二酸化炭素を炭酸塩として分離固定する工程と、 前記両極間に前記工程時とは逆の電位を印加することで、前記負極側に分離固定した二酸化炭素を取り出す工程と、を有する二酸化炭素固定方法において、 前記二酸化炭素を取り出す工程においては、前記固体電解質に印加する電力を制御することで、負極側に吸蔵された炭酸塩を溶融し、二酸化炭素を取り出すことを特徴とする二酸化炭素固定方法。
IPC (3件):
B01J19/00 ,  B01D53/32 ,  B01J19/08
FI (3件):
B01J19/00 A ,  B01D53/32 ,  B01J19/08 A
Fターム (12件):
4G075AA04 ,  4G075AA37 ,  4G075AA62 ,  4G075BA08 ,  4G075BB05 ,  4G075BD14 ,  4G075CA13 ,  4G075CA54 ,  4G075CA57 ,  4G075EC21 ,  4G075FB04 ,  4G075FC02

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