特許
J-GLOBAL ID:200903001983115260

アクチュエータの共振周波数検出回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋本 正実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-315575
公開番号(公開出願番号):特開平9-159521
出願日: 1995年12月04日
公開日(公表日): 1997年06月20日
要約:
【要約】【課題】 小型化、測定時間の短縮、測定精度(波形判定)の向上を図ったアクチュエータの共振周波数測定回路を提供する。【解決手段】 周波数可変発振器1からの正弦波を外付け駆動コイル3に供給し、アクチュエータを非接触で外部から駆動する。外付け駆動コイル3に流れる電流を交流電流測定回路2により計測し、この計測値と周波数可変発振器1の周波数に比例した信号とをA/D変換し、MPU6によりメモリ7に蓄積する。MPU6の演算により、Q値と共振周波数を求める。
請求項(抜粋):
出力する正弦波をスイープ可能で、かつスイープされる正弦波の発振周波数に対応する信号を出力し、さらに正弦波の各ピーク点を示すピーク信号を出力し、発振周波数に比例する信号を出力する正弦波発振手段と、アクチュエータコイルをショート状態にしたアクチュエータを駆動するための外付け駆動コイルと、上記スイープされた正弦波を受けて外付け駆動コイルに供給するとともに、該スイープされた正弦波に起因して外付け駆動コイルに流れる交流電流を検出して出力する交流電流測定手段と、上記スイープ中に、上記交流電流測定手段から出力される電流波形と正弦波発振器から出力されるピーク信号及び発振周波数に比例する信号とを受け、ピーク信号の入力タイミングで上記電流波形の波高値と上記発振周波数に比例する信号とをデジタル信号に変換してメモリに順次記憶するアナログ/デジタル変換手段と、上記正弦波発振手段のスイープ終了後、メモリに記憶された周波数に比例する信号と電流波形の波高値とに基づいて、アクチュエータの共振周波数を求める演算手段とから構成されることを特徴とするアクチュエータの共振周波数検出回路。

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