特許
J-GLOBAL ID:200903001989292449

車両の後輪操舵装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-278684
公開番号(公開出願番号):特開平6-127416
出願日: 1992年10月16日
公開日(公表日): 1994年05月10日
要約:
【要約】【目的】 車両の後輪操舵装置において、ノイズ等によるCPUのリセット復帰後直ちに後輪操舵制御を再開可能とし、その際に急転舵を防止して運転者に違和感を与えることのない円滑な後輪操舵を可能にすること。【構成】 車両の後輪操舵機構としてメインモータ9 の他にサブモータ13を備え、CPUに過去にリセットが発生したことを記憶するメモリ41と、CPUが異常となったことを記憶するメモリ43とを備える。モータ9,13は切換制御回路35によって許可信号ADMM,ADSMが与えられないと動作できない様に構成されている。切換制御回路35は、リセット信号RST 及び立ち上がり信号STCPU を監視してCPUの過去リセットの発生及び異常をメモリ41,43に書き込む。CPUは、このメモリ41の内容に基づいて復帰直後のメインモータ駆動速度を低速に設定する。また、CPU又はメインモータの異常時にはサブモータ13で後輪の中立復帰を行う。
請求項(抜粋):
後輪の操舵機構を駆動するアクチュエータと、該アクチュエータを前輪の操舵操作及び車速に応じて駆動制御することで後輪を操舵する後輪操舵制御手段と、該後輪操舵制御手段の異常を判別する異常判別手段と、該異常判別手段により異常が判別された場合には、前記アクチュエータを後輪操舵制御手段による駆動制御から切り離す切り離し手段と、前記後輪操舵制御手段の異常が解消したか否かを判別する異常解消判別手段と、該異常解消判別手段によって異常が解消したと判別されたとき、前記後輪操舵制御手段による前記アクチュエータの駆動制御を低速で再開する復帰制御手段とを備える車両の後輪操舵装置。
IPC (2件):
B62D 6/02 ,  B62D 7/14

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