特許
J-GLOBAL ID:200903001992931037

画像予測処理方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-015345
公開番号(公開出願番号):特開平9-214899
出願日: 1996年01月31日
公開日(公表日): 1997年08月15日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 連続する4画像を用いて内挿画像上のアンカバー領域の予測と動きベクトルの決定を行う従来技術を改善する。【解決手段】 連続した2つの画像f(t),f(t+1)間で双方向に動きベクトルを検出して両画像上のアンカバー領域と非アンカバー領域を特定する。次いで、双方向動きベクトルに基づき、内挿画像上に非アンカバー領域を割り付けていき、最後まで割り付けが行われなかった穴あき領域を内挿画像上のアンカバー領域として予測する。動きベクトルの決定は、両画像上のアンカバー領域近傍に存在する動きベクトルを上記方法で予測した内挿画像上のアンカバー領域の動きベクトルの候補として、内挿画像上に上記両画像のアンカバー領域を移動させ、検出された内挿画像上のアンカバー領域と重なる場合に、候補ベクトルを順方向の場合はそのまま、逆方向の場合は向きを反転させて内挿画像上のアンカバー領域の動きベクトルに決定する。
請求項(抜粋):
内挿画像を挟む時間的に連続した2つの画像f(t),f(t+1)間で、あらかじめ定められた一定の大きさを有するブロック毎に、双方向に各別に動きベクトルを検出し、該検出した動きベクトルに基づき前記画像f(t),f(t+1)上のアンカバー領域を検出し、該検出したf(t),f(t+1)上のアンカバー領域に基づき前記内挿画像上のアンカバー領域を予測する画像予測処理方法において、前記f(t),f(t+1)上のアンカバー領域に基づき前記内挿画像上のアンカバー領域を予測する方法は、それぞれ前記画像f(t),f(t+1)上でアンカバー領域以外の領域を各別に抽出し、該抽出した抽出領域のそれぞれに含まれ、対応する前記動きベクトルが相互に逆向きで対応する一部領域であって、前記画像f(t)上の前記一部領域を、対応する前記動きベクトルに基づき前記画像f(t+1)上に移動した範囲が、前記f(t+1)上の抽出領域に含まれ、かつ、前記画像f(t+1)上の前記一部領域を、対応する前記動きベクトルに基づき前記画像f(t)上に移動した範囲が、前記f(t)上の抽出領域に含まれる、前記抽出領域の一部領域を各別に検出し、該検出した一部領域を、対応する前記動きベクトルに基づき内挿比に従い前記内挿画像上に予測画像として割り付け、該割り付けた領域以外の前記内挿画像上の領域を前記内挿画像上のアンカバー領域と判定するの順次のステップを含んでいることを特徴とする画像予測処理方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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